まさかジョジョの世界にトリップするとは･･･ (ページ37)

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35話　ベイビィ・フェイスページ37

ゴールド・エクスペリエンスの能力で敵のスタンドが乗るバイクの一部を植物の根に変え、敵の足首を捕える。

植物から逃れる様に体を分解しどこかに隠れた。ジョルノは走り出し、敵が落とした亀を拾い、ジョルノの影がバラバラに分解し、敵のスタンドがジョルノに襲いかかってきた。

エミリアはすぐ様ドッペル・ゲンガーのムカデの部分で敵のスタンドの体に巻きつけ動きを封じた。

「うぐッ･･･！なっ･･･なんだこれ･･･ムカデ！？分解できないッ！･･･あの女のスタンド能力かッ」

ジョルノ「エミリアッ！」

エミリア「ドッペル・ゲンガーのムカデに触れれば、相手の能力は無効化する。つまり、お前は今無能だ。痛めつけろ！『ドッペル・ゲンガー！』」

ドッペル・ゲンガー『ハハッ』

ガブッ！！

「うぎゃあああ！！！」

ムカデが敵のスタンドの片目に噛みつき目玉を食らった。

エミリア「ジョルノ！今の内にヤツに攻撃しろッ！」

ジョルノ「あぁ･･･お前を破壊しなければブチャラティとトリッシュが元に戻らないというなら･･･必ずやる･･･！逃がさない！」

「ちきしょう･･･！なんで俺がこんな目にあわなきゃならねぇんだ！この屈辱はお前らの屈辱的な死で償わせてもらうぜッ！！」

敵のスタンドが怒りにより、成長し始めている。そろそろ抑えきれなくなってきた。

「無駄ァ！！」

敵のスタンドの顔面に拳を叩きつけるが、ムカデを自力で解かれ分解して避けた。

しかし、敵の体になにか仕掛けた様で地面に倒れ込み悶え始めた。

体からバイクのタイヤが出てきたのだ。

ジョルノ「バイクだ。バイクに生命を与え手になって戻ってきてもらった」

「これしきの事･･･俺の能力ッ！また分解して逃れて･･･」

ジョルノ「思い出せ。バイクにはガソリンがついている。お前が分裂して逃げられない程の爆発は、起こせると思う」

「！なんだとおおッ！？」

ドオオオン！！

バイクからガソリンが漏れ出し、点火し爆発した。

「うああああ！！！」

敵のスタンドは爆発して燃えだした炎に包まれ、そのまま燃え尽き消えていった。

敵のスタンドが消えた事により、亀の中にいたブチャラティとトリッシュは元に戻った。