まさかジョジョの世界にトリップするとは･･･ (ページ35)

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33話　ベイビィ・フェイスページ35

フーゴ「なんだって？ジョルノ？」

ジョルノの言葉にフーゴは首を傾げると、ジョルノはゴールド・エクスペリエンスを発動させ、駐車場の全ての車に殴りかかり、粉砕させた。

ジョルノ「とりあえず１０台！これでなくなったのがどの車か区別つかなくなりました。そして残った車に乗って行けばどれで逃げたか探すのに１０倍の時間がかかります」

車に生命が生まれ、蛙へと姿を変えて何処かへと散らばっていった。

ナランチャ「な、なるほどよー」

エミリア「フフッ･･･」

さすがはジョルノだな。

ボコッ！

エミリア「ッ！何故殴る？」

アバッキオ「フンッ･･･ブチャラティに報告しろッ。車は手に入れたとな」

と、エミリアの頭を軽く殴ったアバッキオであった。

いくらジョルノが気に入らないからと言って、私に八つ当たりしないでほしい。

フーゴ、ナランチャ、ミスタ、アバッキオは安全を確認するため、手に入れた車に向かっていった。

そんなある時、ふと不自然に止まる無人のバイクが目に入った。

これはアレだ。暗殺チームのメローネのスタンド、ベイビィ・フェイスが近くにいるという証拠だ。

エミリア「ジョルノ･･･」

ジョルノ「どうしました？」

エミリア「あのバイク最初からあったっけ？」

ジョルノ「そういえば･･･ブチャラティ、用心してください。妙なバイクが止まっています･･･
ブチャラティ？」

エミリア「ん？どうした？ジョルノ」

返事がない事に不審を抱き、亀の中を覗いてみると、そこは無人で、ブチャラティもトリッシュもいなかった。

ジョルノ「エミリアッ！敵ですッ！攻撃されているッ！早く皆に知らせッ」

皆に知らせろと言おうとしたその時、ジョルノの喉元に大きな四角抉られた。

エミリア「ジョルノ！！」