まさかジョジョの世界にトリップするとは･･･ (ページ28)

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26話　ドッペル・ゲンガーページ28

「勘のイイヤツだ･･･しかも中々素早い動きだ。とにかくこいつを倒せばいいんだな？この黒い服の男の方を！」

№6『ソウダゼブチャラティ！
コイツヲタオセバミンナノ老化ガ解除サレル！』

プロシュート「(ミスタのスタンドがなんでここにいるんだ？この手で完璧に脳天に弾丸をブチ込んでやった･･･はずなのに･･･なんで氷を持ってここにいる･･･？)」

№6『ソイツニ触ラレルナァ！！
捕マルトモノスゴイスピードデ老化サセラレル！！』

それを聞いたブチャラティは、スタンドで掴もうとしてきた手を弾く。

ブチャラティはスティッキー・フィンガーズでプロシュートのスタンドに殴りかかる。

それを何とか防ぐが、あまりの早さに防ぎきれず、攻撃が当たりジッパーがつけられる。

ペッシ「あっ、兄貴ィ！！」

プロシュート「俺にに構うなッ！亀の中のヤツらを始末しろッ！」

ブチャラティ「！」

ガッジャーン！！

ペッシが亀を拾おうとしたその時、窓ガラスを突き破り、エミリアのスタンド、ドッペル・ゲンガーがペッシを蹴った。

ペッシ「うげっ！」

それと同時にブチャラティも蹴ったため、ペッシは二人の蹴りに勢いよく挟まれ、スローモーションのように床へ倒れた。

プロシュート「なッ！」

ブチャラティ「なんだ？このスタンドは･･･！」

突然の謎のスタンドの登場で、ブチャラティは驚く。それはエミリアのスタンドだと言う事には気が付いていない。
そもそろ彼はエミリアがスタンド使いだと知らなかった。

ドッペル・ゲンガー『フゥ〜』

溜息をついた後、前に出たムカデの髪を後ろにどかし、ポキッとドッペル・ゲンガーは、人差し指を鳴らした。

ブチャラティ「!(まさか･･･このスタンドは･･･！)」

それを見たブチャラティは、何かに気付いた様な表情になった。

プロシュート「甘いんじゃあねーか！ブチャラティ。ミスタのヤツにせっかく知らせてもらったのによ･･･仲間を切り捨てても娘を守るため俺を倒す！それが任務じゃあねぇのか？幹部失格だな。そのスタンドもお前の仲間みてぇの様だな･･･くらえ！グレイトフル・デッドッ！」

プロシュートのスタンドがブチャラティ目掛けて殴りかかる。が、ブチャラティは顔をジッパーで真っ二つにしてスタンド攻撃を避けた。