まさかジョジョの世界にトリップするとは･･･ (ページ21)

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19話　ボスからの第一指令ページ21

フーゴからもらった買い物リストを見て、私は品物を買い、外に出た。
ナランチャが待つ車まで歩いていると、近くで瓶をもち、座り込む人物を見つけた。

そう、そいつは暗殺チームのホルマジオである。どうやら今はナランチャが蜘蛛が入っている瓶に閉じ込められた場面のようだな。

どうせナランチャ一人だけでもどうにかできると思うが、少し手を貸してやろうか。

地図を見つけたところで、私はホルマジオに近く。

ホルマジオ「グラッチェ！ナランチャ！ゆっくり食われるなり、卵産み付けられるなりしなよ！マヌケめェ！」

バキィッッ！！

ホルマジオ「ホブゥ！！」

ホルマジオの後ろに近付いた私は、重い蹴りをヤツの頭に食らわせ、ナランチャから引き離した。

ホルマジオ「お･･･女ァ！？」

ナランチャを瓶から出し、ホルマジオの油断で能力が消え、ナランチャは元の大きさに戻った。

ナランチャ「･･･助かったぜ！ありがとなエミリア！」

エミリア「礼はいい。それよりアイツはなんだ？」

ナランチャ「アイツはなァ！俺たちの事を尾行してた野郎だぜ！」

そうナランチャはホルマジオを指指して言った。

ホルマジオ「(この女いつの間に俺の背後に！ひょっとして･･･この女がボスの娘なのか？)」

エミリア「とりあえず言っておくが、私はボスの娘じゃあないぞ？ボスの娘は私たちの隠れ家にいる」

ナランチャ「なっ！おいエミリア！なんで敵に娘の居場所教えちゃうんだよ！」

エミリア「別にいいでしょ？どうせこいつはここで死ぬんだからな」

ホルマジオ「俺が死ぬ？ハッ！違うなァ！死ぬのはテメェらだぜェ！『リトル・フィート！！』」

そう言って、ホルマジオはスタンドを出して私に攻撃してきた。ナランチャは「エミリア！！」と私を助けようと前に出ようとする。

バン！！

ホルマジオ「フグッ！！」

ナランチャ「！！」

リトル・フィートの攻撃が私のスタンド『ドッペル・ゲンガー』の能力によってホルマジオ自身に跳ね返り、ホルマジオが自分の攻撃を受けた。

ホルマジオ「っ･･･！な、なんだ今のはッ。確かに俺の攻撃はお前に当ったはずだぞッ！それなのに何故お前が無傷で俺がダメージ受けてんだァ！？そうか･･･！女ァ、お前もスタンド使いだったんだなッ！？」

ナランチャ「！？なんだって･･･？」