まさかジョジョの世界にトリップするとは･･･ (ページ15)

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13話　ポルポの遺産を狙え！ページ15

皆で消えたナランチャを探していたが、
次はミスタも消え、フーゴも消えてしまった。

そして、私の視界が突然ブラックアウトした。

どうやら私もズッケェロに捕まったようだ。

それからしばらくして、私は意識を取り戻した。
ズッケェロはブチャラティのスティッキーフィンガーズで首が取れ、動けない状態になっており、体をナランチャとフーゴとアバッキオがリンチしていた。

私は頭だけになったズッケェロに近付き、ズッケェロの髪を掴み頭を持ち上げた。

それからしばらく指を加えながら眺め、

ガブッッッ！！

ズッケェロの頭に噛み付き、血が出る程にガリガリ齧った。あまりの痛みにズッケェロが泣き叫ぶ。

ズッケェロ「んーッ！！んーッ！！！」

ミスタ「こーら！そんなもん口に入れるんじゃあねぇ！バッチィぞ！ペッしろペッ！」

そう言って、ズッケェロを私から取り上げた。

ミスタ「顔についているそれ、ゴミかな？それとも海草の切れっ端かな？海藻のようにも見えるし、ビニールかなにかの切れっ端にも見えるな〜。もしゴミなら心が痛むぜ。この美しい海が汚れてるって事だからな！取ってよく見てもいいか？それ」

ズッケェロ「んーッ！んーッ！」

ミスタ「なぁ、取って見てもいいかと聞いてるんだ。それぐらい答えろよな〜？テメェ」

エミリア「ミスタ〜、船の中に眼鏡と釣り糸があった。誰かの忘れ物かな？」

ミスタ「忘れ物〜？ちょうどいい、よこせエミリア」

眼鏡と釣り糸をミスタに渡す。

ミスタ「お前これどっち使ってほしい？
眼鏡と釣り糸、俺たちはアンタに答えてもらわなきゃ困るんだよ。答えてもらわなきゃ俺たちは危険に晒される。ズッケェロさん仲間いるよね？そいつも多分スタンド使いなんだろ？
だからこれを使うんだ。どっちが選ぶ事ぐれェ嫌かァ？選ばねぇとよォ･･･」

釣り糸の針をズッケェロの瞼に引っ掛ける。

ミスタ「両方使っちゃうぜッ！！俺はよォーッ！」

ズッケェロを釣り糸で吊るし、その上に眼鏡をかけた。

ズッケェロは更に苦しそうに呻き声を上げた。

ナランチャ「マ・リ・オ・ズッ・ケェ・ロ
天国・地獄・大地獄・天国・地獄･･･大地獄ッ！ぎゃははははーッ！こいつ名前占いで大地獄行きだぜー！ぎゃははははーッ！」

そしてナランチャはラジカセに曲をかけ、ミスタとナランチャとフーゴが踊りだした。