まさかジョジョの世界にトリップするとは･･･ (ページ12)

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10話　ポルポの遺産を狙え！ページ12

リストランテの中に入ると、フーゴとナランチャの騒がしい声が聞こえてきた。

おうおう、フーゴキレてんなぁ〜

ブチャラティ｢テメェら、何やってんだ！！店の入口まで声が響いているぞ、他の客に迷惑だろうが！！｣

いや、アンタの方が一番うるさいよ。

ブチャラティ｢昨日話した新しい仲間を連れてきた。紹介しよう、ジョルノ・ジョバァーナとエミリア・アンタークだ」

ジョルノ「ジョルノ・ジョバァーナです。よろしくお願いします｣

そう軽く頭を下げ挨拶するジョルノだったが、護衛チームの人たちはまた自分たちの世界に入った。

分かっていたけど、愛想悪いなぁ。

ブチャラティ｢おいお前ら！このブチャラティが連れてきたんだ、愛想良くしろ！｣

｢ブチャラティさん！お電話が入りました」

ブチャラティ「あぁ、分かった。お前ら！ちゃんと二人に挨拶するんだ！」

そう言って、ブチャラティはその場を後にした。

アバッキオ「ジョルノ君とエミリアちゃんだっけ？立ってるのもなんだから、ここ座んなよ。お茶でも飲んで話しでもしようや」

ジョルノ・エミリア「「･･･」」

そう言ったアバッキオは、私たちにアバ茶(小水)を出された。

アバッキオ「さぁ、飲みなよ」

飲みたくねぇ･･･

アバッキオ「君年いくつ？」

ジョルノ「15です」

ナランチャ「15〜？な〜んだ。俺より2個も下だぜ」

アバッキオ「君は？」

エミリア「14」

ミスタ「14って、まだガキじゃねぇか」

ジョルノと対して変わらないと思う。

ジョルノ「いただきます」

と、お茶を飲もうとしたジョルノだが、お茶の正体に気付いたのか動きが止まった。

アバッキオ「ほら、君も遠慮しないで飲みなよ」

エミリア「いえ、結構です」

アバッキオ「おいおい、せっかく俺が入れてやったのにその態度はないんじゃあないか？」

ミスタ「仲間になりたくねぇから飲まねぇんじゃあねぇの？」

こいつら･･･！仕方ない