恋愛対象になってくれますか？【黄】

今日が記念日 ページ41

A「えっ？」


言おうとしていたこと一緒？！


へぇーこんなことあるんだー


っていうか、


A「瑠人、いきなりすぎるよ、照れる。」



瑠人「なんで照れる。好きなんでしょ？僕のこと」




そう言って顔を覗き込んでくる



A「ちっ近い(//∇//)近いよ瑠人。」




瑠人「ごっごめん！？………なんか、ロマンティックな雰囲気とか想像してた？」






A「えっううん。別、に」






(少し期待してたとは言えない………っていうか、
自分だってロマンティック要素何１つないまま
言おうとしてただろ………)






するとうちの腕を掴んで





瑠人「来て！」





と言って走り出した。



なんなんだ。どこ行くんだ？




着いたのはうちらのアパート。



瑠人「どうぞ」




と言って瑠人の部屋に入らされた。






すると、




happy birthday！の風船が飾られていた。





パーン！





それと同時にクラッカーが鳴る。




瑠人「ハッピーバースデーA！」





そう言ってニコッと瑠人が笑う。





瑠人「びっくりした？今日はAの誕生日だから、ちょっと頑張ってみたんだ！どお？
あっ！ケーキ持ってくるね」



突然のサプライズに、涙がこみ上げてきた。

ポタッ





瑠人、うちのために、こんな大変なことしてくれたんだ。




瑠人「えっ？えぇぇぇぇ！！！！なんで泣いてるの？！僕、悪いことした？！」




そう言って背中をさすってくれた。





A「ううん。ありがとう。嬉しい。」






あぁ。好きな人に祝ってもらえることって
こんなに嬉しいんだ。


涙が止まらない。






瑠人「………あのね、僕は今日を2つの記念にしたいって思ったんだ。
１つはAの誕生日でしょ？
2つ目は



付き合った記念日にしたいんだ。」




そう言って優しくうちを抱きしめる。





瑠人「大好きだよA。





付き合ってください。」








A「………はい。






うちも、







瑠人が大好きだよ！」

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