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12話 新聞部にて 2 ページ13

「…これが新聞部の主な活動内容かな。」
「はあ…」

それから新聞部の活動内容について説明を受けること数十分。
未だに逃げ出すことが出来ずにいた。

「ねね!?新聞部面白そうでしょ!?」
「は、はい…」

話を聞く限り、新聞部の活動はかなり面白そうだった。
でも…

「あの、私…」
「バスケ部のマネージャーよりこっちの方が絶対楽しいって!!」
「いや、でも…」
「…ちょっと待って」
「?なんですか?竹内先輩?」
「今、バスケ部のマネージャーって言った…?」
「…あ。」

その瞬間内田さんの顔がみるみる青くなっていった。

「まさか、無理やり連れてきたんじゃないでしょうね…?」
「そ、そそそんなわけ、ななないじゃ、ないですか…!!」
「……」
「…つれてきました」
「…はあ」

内田さんが白状すると、女の人(竹内さんという名前らしい)はため息をつき…

「ごめんね、この子が無理やりつれてきたみたいで…」
「え、あ、いえ!全然大丈夫です!新聞部も面白そうだと思いました!!」
「本当!?なら新聞部に…」
「奏多?」
「いえ、なんでもないです」

新聞部に勧誘を始めようとした内田さんを竹内さんが睨みつけて宥める。
この部では竹内さんがカースト上位なのかも。

「これからバスケ部見に行くんでしょ?体育館の場所わかる?一緒に行こうか」
「あ、大丈夫です!」

気遣いは嬉しいけど迷惑かけるのは駄目だ。

「それじゃあ、失礼します。」
「うん、新聞部はいつでも歓迎するからまた来てね。」

出て行くときまで竹内さんは優しかった。
これなら新聞部に入部してもいいかも…

新聞部ことを考えながら体育館に向かった。

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かしたろー(プロフ) - ありがとうございます!!私も宮地さん好きです♪頑張ります!! (2014年6月22日 0時) (レス) id: f73c5557c2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんばんわ!私も諏佐さん大好きです〜♪でもやっぱり宮地さんが好きなんです(^ω^)宮地さんの小説書こうと思ってます!更新頑張ってください! (2014年6月21日 23時) (レス) id: 405d6ef6b2 (このIDを非表示/違反報告)
かしたろー(プロフ) - ゆきちょさん» ありがとうございます!諏佐さん好きなんですね♪頑張ります! (2014年6月3日 0時) (レス) id: f73c5557c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちょ(プロフ) - こんばんわ!あたしも諏佐さんが好きで書き始めたものです!!めっちゃ続きが気になります!更新頑張ってください!! (2014年6月2日 22時) (レス) id: 4588dece63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かしたろー | 作成日時:2014年6月1日 2時

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