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プロローグ ページ1

ガタンゴトン・・・

混雑した電車は人と人が密着する
そうなるとわざとでなくても人にあたってしまう

「・・・ッ!」

また始まった“それ”に私は体を固くした

最初はたまたまだと思ってた
でも、これはたまたまじゃない

私を触る手はどんどんひどくなっていく
怖くて触っている人の顔を確認することができない

誰か助けて・・・!

そう思ったとき・・・


「おっさん、いい加減にしろよ」


その声と同時に後ろから悲鳴が聞こえてきた
恐る恐る後ろを振り向くと、おじさんが男子に腕を捻じ上げられていた
多分、私と同い年くらいの


「は、離せ!!」
「うるせぇよ、痴漢ジジイ」

その一言に乗客の人がざわつき始めた

「痴漢ですって・・・」
「いやぁね・・・」
「どうしたんですか!?」

騒ぎをききつけた駅員さんがやってきた
事情を聞いた駅員さんとともに、痴漢ジジイは連行されていった
事情聴取のため、私と男子も一緒に行くことになった


●○●○●○●○●


「話してくださりありがとうございました」

事情聴取を終え、私と男子は駅を後にした
助けてくれた人は

「・・・私、痴漢にあったんだ」

許していないところを触られる嫌悪感、恐怖
思い出すと怒りと悲しさ他にもいろいろな感情が混ざって涙がでそうになる

「大丈夫か?」

先を歩いていた男子が心配そうにこっちを見ていた

「はい・・・」
「顔色が悪いですけど・・・ってあんなことがあったあとだし仕方ないか」
「・・・」
「じゃ、俺はここで・・・」

男子が歩き始めた時、私はあることを思い出した

「あの・・・!!さっきはありがとうございました」
「・・・ああ、これからは気を付けろよ」
「・・・!」

男子はそのまま歩いていったが、私はその素敵な笑顔が頭から離れずしばらく動けなかった



















これが私の3年間に渡る片思いの始まりだった______

1話 幼なじみ→



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かしたろー(プロフ) - ありがとうございます!!私も宮地さん好きです♪頑張ります!! (2014年6月22日 0時) (レス) id: f73c5557c2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - こんばんわ!私も諏佐さん大好きです〜♪でもやっぱり宮地さんが好きなんです(^ω^)宮地さんの小説書こうと思ってます!更新頑張ってください! (2014年6月21日 23時) (レス) id: 405d6ef6b2 (このIDを非表示/違反報告)
かしたろー(プロフ) - ゆきちょさん» ありがとうございます!諏佐さん好きなんですね♪頑張ります! (2014年6月3日 0時) (レス) id: f73c5557c2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきちょ(プロフ) - こんばんわ!あたしも諏佐さんが好きで書き始めたものです!!めっちゃ続きが気になります!更新頑張ってください!! (2014年6月2日 22時) (レス) id: 4588dece63 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:かしたろー | 作成日時:2014年6月1日 2時

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