【ひぐらしのなく頃に業】信じるとは。 (ページ11)

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鬼騙し編其の壱 ⑦ 圭一side ページ11

A『…私の考え以前に、これはもう変えられない運命なんだよ』

夏にしては冷たい風が吹いた気がした。

圭一｢変えられない…運命…？｣

A『そう。この世界は狂い始めてる』

圭一｢は…？｣

A『今、君にできることは何ひとつない。ワタシにも、みんなにも。
ワタシ達は何回も何回も何もできないまま死んでいくんだ…。

話を戻すけど、ダムで起こった事件はいわゆるバラバラ殺人事件。』

気になる事が多かったが、俺はそのまま話を聞いた。

圭一｢バラバラ殺人事件…？｣

A『富竹が言っていた通り、まだ腕が一本見つかってない』

圭一｢それで…誰が…何のために…どうやってバラバラにしたんだ…？｣

A『知らないほうが身のためだよ。』

と言ってAは去っていった。捜索しないでって言われても…気になるもんは気になるよな…

仲間を疑うのは良くないけど、Aが嘘を言ってる可能性だってあるわけだし…

Aは魅音は知らないって言うと言ってたけど、
何か情報が集まるかもしれない…

―――――これはもう変えられない運命なんだよ―――――――――

くそっ！なんでだよ…運命なんて簡単に変えられるのに…！

"腕が一本…まだ見つかってないんだろ?"

雛見沢で…何があったのか……？

その答えは…

ひぐらしたちだけが＿＿＿

知っているような気がした……＿＿＿＿＿＿

――――――――――――――――――――――

魅音「さて！

　古今東西ありとあらゆるゲームを網羅し―――――

　力の限り遊び尽くすことを信条とする我が部活の―――――――――――

　部長である園崎魅音の名において先日の入部試験において圧倒的最下位ながら光る物を見せ
新たな部員と認められた―――

　前原圭一！今日も覚悟はできてる！？」

圭一「……お前らのイカサマトランプのせいで――――俺が…どんな辱めを受けたか…！」

俺は顔に落書きをされている自分の姿を思い出し泣けてきた。だって！！！あれは！！！

魅音「それはほら…罰ゲームだから…」

またもや俺は猫耳スク水で「ご主人様」と言わされている自分の姿を思い出し号泣。
あれは男がやるもんじゃねえ！！！

圭一「そんな生やさしいもんじゃなかっただろうがぁあああ！」