─62話─……監督生と雑用係 ページ19
えーと…
“話そっか…”と言ってみたは良いものの、どう切り出したらいいのか…
うーん…
悩んでいるとユウは…
監督生「Aはさ…
と言った
『え?』
さっきまで黙り込んでいたユウとは違い、はっきりとした声色だ
困惑しつつも私は想いを言葉にする
『うん…好き』
でも…
ちらっとユウの顔色を伺うように覗くと、ユウは悟られないようにか笑顔になる
監督生「じゃあ、大切な人……。ジェイド先輩、フロイド先輩…それにアズール先輩は好き?」
…………………。
『す、好き…っ』
思うのは簡単だけど、いざ言葉にすると恥ずかしくなる
だって、居るんだもん…近くに
聞こえていませんようにと祈りを込め、私は顔をユウの方へ向けた
『ユウは?』
そう言うと、先程まで笑顔だったユウの顔が不安そうに顔を歪めた
監督生「自分は…っ…。
…もちろん、この世界も好きだし、大切な人もいる…だけど」
ユウ…
監督生「記憶から薄れていく家族のみんなが1番大切で……………元の世界に帰りたい」
その言葉と同時にユウのズボンに丸いシミができる
私は慰めようとしたが、途中で伸ばしかけた手を止めた
『ねぇ、ユウ…私、思ったんだけど………』
〜〜〜〜
─63話─……決別した意見を尊重して→←─61話─……開いた口が塞がらない
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ちぃ☆***(プロフ) - うささん» コメントありがとうございます!そう言ってもらえて嬉しいです!!これからも更新頑張りますね (2021年5月16日 0時) (レス) id: 33141f7318 (このIDを非表示/違反報告)
うさ(プロフ) - 面白かったです!更新頑張ってください (2021年5月3日 11時) (レス) id: b72b4d2a41 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちぃ☆*** | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2020年8月13日 0時