*.☆一松girlと、まだ一松girlなってないgirlのための短編集“Che tipo di pino ti piace?”【短編集】*.☆

・失恋【リクエスト】 ページ14

アルジェント様リクエスト




※バイトの先輩に振られた設定です




ピンポーン……ピンポーン……ピンポン、ピンポンピンポン






一松「はいはい、今開けるから……」






ガラッ







『…………………………』







一松「っ！？……あんた泣いて……」







『…………………………』








私は、黙り込んだ……









一松「……とりあえず、入って……」








私は、松野家にお邪魔した







…………………………………………………………



…………………………




一松「はい、お茶……あと、濡れタオル持ってくるから」







一松は、そう言うと、台所へ向かった








…………………………………………









『……………………ｸﾞｽｯ……』






一松「……失恋した……？」









一松は、私の目元にタオルを当ててくれる









『うん……先輩は私じゃなくて、私の友達が好きなんだって……っ』








一松「………………………………」







ずっと視線をおくっていたのは、私にじゃなく、隣にいた友達にだった……








一人で舞い上がってバカみたい……









『…………ｸﾞｽｯ…………ﾋｯｸ……』








涙が止まらなかった───









一松「ねぇ……あんたは、その先輩の事忘れたい？」









『？…………出来ることなら……』









忘れる事が出来るなら、とっくにそうしてる……








すると、目の前に影ができる








顔を上げると……一松の顔は、すぐ側で……









一松「……ﾁｭｯ…………」









『っ！？////……え？え？一松！？Σ(///□///)』









私が焦っていると一松は、意地悪そうに笑って









一松「…今…先輩のこと忘れてたでしょ？」








と言った









『そ、そういう事じゃない!!!Σ(///□///)』









私が彼を意識し始めるのに時間はかからなかった─────･･･






〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜




一松は、Aさんのことが好き……という設定があるんですよね……





失恋した相手のことなんて忘れて、自分ことを見てほしい……と思っての行動です( ´艸｀)ﾑﾌﾌ

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