53話 ページ10
side jel
疾風「さとみてめぇ､執拗ぇんだよ!いちいちAに手出しやがって!!」
さとみ「別に良いでしょっていうか先輩こそいい加減妹離れして下さいよ!!」
莉犬「なんて醜い争い……」
ななもり「女の子取り合うなんて青春じゃん､ね?」
三笠「ななもり?取り合いではねぇよ?違わないけど違うからな??」
なーくん変な所で天然やからなぁ…｡最早あれ天然なんかな｡露天風呂､貸切にしてもらって正解やな｡
「……───!」「──……」
るぅと「声?……女子の方からですね｡」
なんかこう……高い壁の向こうの女子の露天風呂から声が聴こえてきた｡
東雲「A達ですね｡」
ころん「何話してんだろ｡」
どうやら声の主はA達らしく､男子は一瞬にして静まり返る｡俺も黙っとる手前何も言えやんけど全員健全か｡
『いやだから､いないって!』
佐々木「え〜?本当に?すとぷりだよ､そろそろ推しくらい出来るでしょ!」
しかも向こうの話題も俺らかよ｡あかんめっちゃ気になる｡
亜咲「好きな人の1人や2人､できる頃じゃない?」
『じゃない､2人はおろか1人もいないから!』
ころん「なんだいないのかぁ……」
全員少し落ち込んでいるところで1人だけイキイキしてるのが疾風｡
疾風「はっお前ら如きがそう簡単にAのお眼鏡にかなうと思うなよ｡」
ジェル「うっわぁめっちゃムカつく」
疾風「何とでもいいな!」
莉犬「ちょっと､話の続きが聴こえないじゃん!」
莉犬､今の発言だいぶやばい事に気づいとるんやろか…?
佐々木「だとしても何かはあるでしょ!?」
『何かとは!?』
亜咲「こう､ときめいた事とか!誰かに告白されたとか!!」
るぅと·莉犬「「『げっほごほ!!』」」
『ないないないない!!』
佐々木「なーんか怪しい…おい吐け!先輩命令､何があったか吐け!」
『横暴!!』
亜咲「ねっ教えてよ?折角女の子だけなんだよ?」
『……───』
佐々木·亜咲「「ぇぇえええええ!!!??」」
ジェル「え､何何何めっちゃ気になるんやけど」
ななもり「誰か何か知ってる人〜?」
誰も何も言わない｡……が｡
三笠「ハイハイハイ!赤石が可笑しい!!」
莉犬「ﾌｧｯ!?そそそそんな事ないです俺何も知らないです!」
いや誰がどう見ても可笑しいやろ｡
るぅと「莉犬､どうしたの?何も無いよね?」
此奴完全に確信犯やん｡
東雲「会話から察するに…どっちか告白したとか?」
るぅと·莉犬「「ブフッ」」
え､ビンゴ……?
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とこ - 最初から読んでます。更新頑張ってください。 (2021年9月19日 21時) (
レス) id: 5e8c4d5dd9 (このIDを非表示/違反報告)
空き瓶 - ゆぃさん» ありがとうございます！！無理はしない主義なのでご心配なく(少しはしろ)！更新はちゃんと頑張りますのでよろしくお願いします！！ (2021年8月12日 8時) (レス) id: c589c99975 (このIDを非表示/違反報告)
空き瓶 - 梨桜さん» コメントありがとうございます！一気読みして貰えるほど書いたと思うとなんか変な感じです。これからも楽しんで頂けるよう頑張ります！ (2021年8月10日 20時) (レス) id: c589c99975 (このIDを非表示/違反報告)
梨桜 - 一気読みさせていただきました！こうゆうお話大好きです！これからも更新頑張ってください! (2021年8月10日 16時) (レス) id: e3b329a290 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：空き瓶 | 作成日時：2021年8月8日 18時
