my neighbor FROM...ーKyuhyun 3 (ページ12)

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112. 私たちの、時間ページ12

すると不意に、頭の上でキュヒョンが小さく笑った

「えっ…なんか、可笑しかった？」

思わず見上げると、キュヒョンは子供のように無邪気に微笑んでいる

「だって…お互いにそう思ってたなんて」

「…確かに、そうだね」

キュヒョンはハヌルに、私はソユンさんに嫉妬してたー

私もそれに気がついて、一緒になって笑った

「A、俺たちには時間が必要だよ。お互いのことをもっと知るために」

ゴロンと仰向けになったキュヒョンは、腕枕をしてくれた

私は体を小さく丸めて、キュヒョンの体にピッタリとくっつく

キュヒョンの体温と優しい心音と匂いに包まれて、最高に幸せだ

「Aのことをひとつずつ知りながら過ごす時間は、俺にとって、すごく…すごく愛しいものになると思う」

「うん…私も一緒だよ」

「A、サランへ…」

「サランへ、キュヒョナ…」

顔を上げたら、キュヒョンの優しい瞳にとらわれて…その柔らかな唇に、自分の唇を重ねた

何度も何度も、その感触と温度を確かめるように、優しいキスが続く

キュヒョンの長い腕が私の背中に回り、その抱きしめる力は徐々に強くなっていった

そして、相手の息遣いを感じるようになった頃…彼は急に唇を離すと、私をギュッと抱き締めた

「んっ…」

「今日は…この辺にしとくね」

耳元で囁かれて、私は完全に思考が停止してしまう

さっきからキュヒョンに従うしかなくて、小さく2度頷いた

「チャルジャ、A」