my neighbor FROM...ーKyuhyun 3 (ページ11)

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111. 迷いページ11

私はちらりとキュヒョンを見上げて、言葉を選びながら話す

「私も…ずっと悩んでたの。キュヒョンと付き合うのが、本当に…いいのかどうかって」

キュヒョンは優しい表情を浮かべたまま、私の話を聞いていたけど、その瞳は寂しそうに揺れている

私は視線をキュヒョンの胸元に落とすと、照れ臭くなって、そのままおでこをつけた

「私みたいな…その、普通の女じゃ、キュヒョンには釣り合わないって…だから、」

続きを言おうとして、胸にずっと刺さっていた小さなトゲを思い出す

また、チクリと痛んだ

「ソユンさんとか…そういう女性の方が、キュヒョンには似合うんだろうなって」

付き合う前も、付き合ってからも、その考えが消えることはなかった

美貌もさることながら、同じ芸能界に身を置いている彼女の方が、キュヒョンの気持ちを理解してあげられるだろう

それに…

それに、すごく、親しげだったから

だから私は、ソユンさんに嫉妬している

彼女の隣に並ぶことも憚られるような私が嫉妬なんて…恥ずかしくて言えないけど

でもキュヒョンは、全部お見通しなのかもしれない

彼は私の頭を優しく撫でながら、話を聞いていた