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な…んでいるの。
そうは思っても思考が停止しそれ以上考えることが出来ずまた俯いた。
もう、どうでもいい。
ここに玉森がいても、もう関係ない。
太輔に申し訳ないなんて思う必要もないんだし。
それ以上言葉を発する気も起きなかった。
玉森が今ここにいようといまいと関係ない。
そんな状況でも太輔を思って涙は止まらない。
すると、身体に温もりが走った。
その温もりに気付いた時には玉森に抱きしめられていた。この温もりは玉森。この腕は太輔じゃない。
(やめて…)
もう、太輔にしか抱きしめられたくないのに。
思考が停止しているのにどこかで冷静で。
身体は拒絶してる。
「なんでいるの？帰って」
自分でも驚くほどの口から冷たい声、言葉が発せられた。
本当に自分は最低だ。振った相手にする態度ではない。分かっていても今は優しく出来なかった。
「合鍵、まだ持ってたから。ミツに逢いたくて」
それでも、玉森は引かない。
「…俺、は一人でいたいの！勝手に…入るなよ！」
苦しいながらも抵抗する。
「勝手に入ったことは謝る。でも、こんなお前を見て一人にすることなんて出来る訳ないだろ！」
玉森も負けずに、そう返した。
その言葉に思わず目を丸くしたが、冷静になり立ち上がった。
「俺寝るから…取り敢えず帰って…お願い」
そう言って、玉森をちらりと見てそのまま寝室へと入る。
一人残されてる玉森が。
俺が寝室に入ったのを確認したタマが不適な笑みを浮かべていることも知らずに。
「ガヤ、ちゃんと言ってくれたんだ…」
誰にも聞こえない声でそう呟いていたなんて。
知らずに、寝室のベッドに倒れ込んでいた。
タマをどれだけ傷つけてしまっていたんだろう。
太輔をどれだけ傷つけてしまっていたんだろう。
･･･俺はどれだけ傷ついていたのだろう。
もう何が何だか分からなくなり
考えるのを放棄した。
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もも(プロフ) - スケベ面さん» スケベ面さん はじめまして！お話読んでくださりありがとうございます！中編が見えないのですね<(_ _)>すみません、フラグを立てていますので年齢の関係かと思われます。大変大変申し訳ございません(＞＜) (2018年7月11日 6時) (
レス) id: 5b51068866 (このIDを非表示/違反報告)
スケベ面(プロフ) - 前編を読ませていただきましたっ切なくて続きが見たいのですが作者様の全作品を見させていただいたのですが前編後編しかありません(><) (2018年7月10日 8時) (レス) id: 909d98024f (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ふじみつさん» ふじみつさん 終わってしまいました(´･･`)本当にご覧頂きありがとうございます！ハラハラさせてすみません<(_ _)>疲れますよね！笑 こちらこそ幸せを感じて頂けて光栄です。本当にありがとうございました！ (2018年6月3日 1時) (レス) id: 5b51068866 (このIDを非表示/違反報告)
ふじみつ(プロフ) - あ〜〜終わってしまいました。ずっと切なくてハラハラして。。藤北玉の3人の純情が苦しくて幸せを祈りながら読んでおりました。2人が幸せになれて本当に良かったです！こちらまで幸せになれました。ありがとうございました。次のお話しも楽しみにしております！ (2018年6月2日 23時) (レス) id: c46653f4f4 (このIDを非表示/違反報告)
もも(プロフ) - ぶぃ〜さん» ぶぃ〜さん 久しぶりにリアルな二人をご覧頂いたんですね！恐縮です。ありがとうございます！お話に入り込んで頂けたなんて嬉しいです(/ω＼)本当にこちらこそありがとうございました！ (2018年6月2日 20時) (レス) id: 5b51068866 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もも
| 作成日時：2018年5月27日 14時
