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今日もみんなでスクリムをやっている。

VCTが1カ月後に迫っている。


全員の真剣さも増してきてスクリムでの報告量も増え、声も大きなり出していた。


そんな時、私はなんとなく自分のプレーに違和感を覚えた。


『twinklさんー、私なんか調子悪いかも』

「え???」


あれ、そんなでもないのかな。

twinklさんは思ってもないようなことを聞かれたかのように、素直に驚いていた。


「そんなことないと思うけど…データ見てみる?」

『あ、いやデータとかじゃなくて…なんだろうカラダ的に?
リアルフィジカルがバッドコンディションって感じで』

「え、まじかー、手首とか?」

『んーーーー……よくわかんないけど……
反射?反応が遅い気がするし〜、エイムもなんかな〜…視野も狭い気する』


本当によくわからないけど、なんだか調子が悪い


「でもさっきAさんめっちゃえぐい縦フリック当ててたよね……」

『え〜?』

Meiyくんがひょこっと口を挟んできた。
そんなこと言われると調子悪くないんじゃないかって思っちゃうじゃん…

確かに自分でもうおってなったけども。

スクリム全体的にみてのことなのよ。


「Aの気のせいのこともあるんだけど……」

twinklコーチもうーんと唸った。

『…まあ、調子上げるにも練習するしかないんで頑張ります…』

結局自分で解決することにした。

練習のみだな、うん


「でもそう思ってるせいで調子下がるかもしれないから、マインドは強く持ってね」

『わかったぁ』


そう言って私は一人でボット撃ちに励み始める。


「Aさん調子悪いなんてことあるんすね」
『私をなんだと思ってるのぽぽ…』
「最新型ロボットかな」
『わぁ…』

ぽぽは「だって強いんだもーん」と言いながらリコンを飛ばしている。

私はそんなぽぽに向かってK/Oのナイフを投げつけといた。


「A、ちゅよいから、気にするな」

マンチが私にそう言った。

場が少し固まった。


マンチはいつも強気で、人のことを褒めたりしない。

でもそんなマンチが私を褒めた。


『エッ』
「わ〜!Aさんいいなぁ」
「俺は?俺は?」
「ぽぽうるさい」

私がびっくりしている間に後輩組がワァワァ騒ぐ。

「いや、俺はいつも思ってるけどね」
「neth、なんか悔しがってない?」
「Astellおいお前」

それぞれギャアギャア言っている中、私はとても感動していた。


『マンチありがとう!!』

いつも強い味方が私の背中を押してくれるんだ。

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mobutyan(プロフ) - 久しぶりにこんなにも感動する小説を読みました。忙しいかとは思いますが更新ずっと待ってます。 (8月17日 3時) (レス) @page34 id: 97fa38bdce (このIDを非表示/違反報告)
匿名 - とても面白くて定期的に読み返しています。続きを楽しみにしています! (2023年3月8日 23時) (レス) @page32 id: 87831ffb52 (このIDを非表示/違反報告)
ayuriayuri112(プロフ) - 続き待ってます!応援してます! (2023年1月11日 5時) (レス) id: 598e63f5be (このIDを非表示/違反報告)
無花果(プロフ) - 続き楽しみです!! (2022年12月30日 23時) (レス) @page25 id: d6d10578eb (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - 続きが楽しみです!!応援してます! (2022年12月28日 12時) (レス) id: 5a62b2ac70 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:baihua | 作成日時:2022年10月22日 22時

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