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XL. 増田side ページ2

その先生と話をすると、





手越の心療内科の先生だった。





先生に起こった事を話すと、





"自分をあまり責めないでください。手越さんは勘が良くて頭のいい人。もし今加藤さんが入院したという事実を知らなくても、きっと違和感にすぐ気付くでしょうし、知った時に今回と同じ状態になっていたと思いますよ。"





こう言われた。





それからさらに話をすると、





先生は手越のお母さんとシゲから手越がどんな人物であるのか聞いていた。





シゲも毎日来てたし、手越のお母さんも手越にその事を言っていたらしく、





もしかしたら、まだ来てないから来る途中で来れなくなってしまった。





自分が入院しているせいで、シゲが事故にあってしまった。





そういうネガティヴな感情が今回の発作を起こしたかもしれない





って先生に言われた。





まぁ憶測にすぎないですけどねって言ってたけど





状況証拠だけでここまで仮定を立てることができるなんてすごい。





先生の言葉に救われて、





ありがとうございましたって伝えようとしたけど、





次の患者さんに会わないとってすぐその場を立ち去ってしまったから言えなかった。





次会った時にちゃんと伝えよう。




その次の時がきても話せないなんて知らずに。

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ひなの - 完結おめでとうございます!いつも一定のペースで更新されてて良かったです。出来ればその後のお話とかも見たいです! (2017年10月8日 11時) (レス) id: 6a5231e6a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:琴葉 | 作成日時:2017年9月22日 17時

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