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私が諦めた一瞬に、誰かの夢が叶った。
「ねえ聞いて!!あたし、最終選考受かったよ!!」
「は!?なにそれ聞いてない!!」
「すごっ!!まじで!?」
「いや、今言ったじゃん(笑)」
「おめでとう〜」
朝の教室で、こんな会話が聞こえてきた。
才能がなかったわけじゃない。努力しなかったわけじゃない。きっと、私には合わなかったんだ。だから、諦めたんだ。
大丈夫。だって、もしかしたら自分が残ってたら・・・
大丈夫。
大丈夫。
だけど、この気持ちを、どこに持って行ったらいいんだろう。
私から執筆がなくなったら、一体私の価値って何なんだろう。
私は、小説家の夢を諦めた。
その一瞬に、あの子の夢が叶った。
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MIMU(プロフ) - ぜんさん» ありがとうございます!頻度は少ないかもしれませんがこっそり更新していきます、、よろしくお願いします! (2019年10月6日 12時) (レス) id: c9abf7bb83 (このIDを非表示/違反報告)
ぜん - めっちゃ面白いです…!どこかの恋愛小説より面白いです!続きが楽しみです。これからも頑張って下さい! (2019年9月29日 9時) (レス) id: 94ed2a9255 (このIDを非表示/違反報告)
MIMU(プロフ) - あっちゃんさんさん» コメントありがとうございます!本出してみたいですね・・読んでいただけて嬉しいです! (2019年8月22日 10時) (レス) id: cd16da8080 (このIDを非表示/違反報告)
あっちゃんさん(プロフ) - 久々に小説らしい小説を読んだ気がする……ガチで本出してそう。ちょー好みだわ。 (2019年8月19日 23時) (レス) id: 9c25d881f6 (このIDを非表示/違反報告)
MIMU(プロフ) - たぴおかさん» あ、あ、ありがとうございます!!頻度は高くないですが頑張ります!! (2019年8月13日 16時) (レス) id: c9abf7bb83 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:MIMU | 作成日時:2019年7月30日 18時