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Noside
坂本｢そういえばまだ飲んでる途中じゃったの〜もう少し飲みたいぜよ｣
A｢あ、ごめん...急に帰って、｣
坂本｢ん、ああ、いいんじゃいいんじゃ〜｣
申し訳なさそうにするAの頭を坂本が撫でる。
｢確かに、まだ飲み足らんな｣と珍しく桂も部屋にあった酒を取り出していた。
高杉｢飲むか？｣
A｢ん、うちはいい、ありがと｣
高杉｢そうか、｣
着々と酒が用意されていくのを横目に、Aは高杉の目を見つめる。
高杉｢なんだ、｣
A｢晋助って、ああいう子が好きなん？｣
急な質問に思わず高杉はAを二度見した。
ああいう子...？遊郭で自分についた遊女のことか...？
まだ少し酒の残る頭をフル回転させて考える
高杉｢急になんだ｣
A｢いや、四人の好みの子はあんな感じなんかなぁって｣
ちょっと気になった。
へへ、と笑う目の前の彼女。
なんだなんだと酒の準備を終えた三人も寄ってきた。
銀時｢俺に関してはあっちから来たけどな｣
桂｢特に考えたことは無いな...｣
坂本｢わしもその時の気分ぜよ｣
ケロリとした顔で言われたが、結構失礼な事だ。
自分が四人とどうのこうの、とかそんな考えがある訳ではなく、ただ好奇心でAも聞いたためそこまで気にする様子もない。
こんなに飲むん。と既に用意された酒に視線を移している彼女の肩を四人は掴んだ。
A｢...ん？どした、ん｣
｢｢｢｢気に入ったやつは俺/わしから指名する/ぜよ｣｣｣｣
ハモった声に、Aは｢あんたら仲ええな｣と笑う
もう一押し、気づくか。
ごくりと四人の喉音がなる。
坂本｢A、今晩わしと飲んでくれんか｣
桂｢酌してくれないか？｣
高杉｢てめェら黙っとけ、A、こっちこい｣
差し出された三つの手の平。
え、と不思議そうな顔が彼らに返ってくる中、もう一つの手が彼女の腕を掴む。
銀時｢今日はお前指名で、｣
桂｢なっ！！銀時！！その手を離せ！！｣
坂本｢まだAが選んどらんじゃろ！！！｣
銀時｢はぁぁん？！！うるせェ！！！｣
銀時、桂、坂本が騒ぐ中、それを楽しそうな顔で見つめるAに、高杉はもう一度聞いた。
高杉｢で、誰選ぶんだよ
四人からの指名なんてそうねェぞ｣
少し悩んだ末に、彼女が出した答え。
その答えにまた四人は笑うのだった。
｢四人ともで！｣
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わらび(プロフ) - うしうしさん» なんて嬉しいお言葉(笑)ありがとうございます！！握りつぶせる勢いでできたらと思います笑(←？) (2021年8月22日 14時) (
レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - なで肩すべり台さん» ありがとうございます〜！！じゃんじゃんキュンキュンしてもらえると嬉しいです… (2021年8月22日 14時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
うしうし - 心臓握り潰されそうです！！笑笑大好きです！これからも応援してますっ！！！ (2021年8月21日 22時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
なで肩すべり台 - キュンキュンが止まりません！続き楽しみです！！ (2021年8月19日 2時) (レス) id: 56d3d04f19 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - connyさん» それは嬉しいです笑ありがとうございます！いつでも見に来てやってください…！ (2021年8月18日 15時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび | 作成日時：2021年1月13日 7時
