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Noside
A｢うっ...ああっ...いたっ...｣
『力抜いてくださいね、大丈夫ですよ』
A｢ふぅっ...ううえっ...っ、｣
医者の到着後、即座にAの手術が始まった。
襖の奥から聞こえるAの声に、廊下に座る部下たちは顔を俯きながら耐えていた。
A｢はぁっ...いっ...まって...いたっ｣
桂｢A、大丈夫だ、もう少しだぞ｣
A｢うう〜...いたいっ...いっ...｣
手術の行われている部屋の空気はさらに重かった。
枕に顔を押し付けなんとか痛みに耐えているAを周りで六人が声をかけあった。
A｢はぁっ...ふぇっ...うう、｣
高杉｢泣くな、しんどくなるぞ｣
A｢ﾋｯｸ...いたっ...ｹﾎｯｺﾎｯ｣
高杉｢.....A｣
A｢っ.....うえっ...あ....ｹﾎｯ｣
あまりの痛さに泣き出してしまったAの頭を、高杉は落ち着かせるように撫でるが苦しそうに呼吸をするAに思わず顔を逸らす。
坂本｢A、もう少しじゃ｣
A｢ううう〜...いたいっ、いだ...ひっ...｣
『っ！すみません！！少し抑えてもらっても...』
坂本の声にもフルフルと首を横に振り、力の入らない手で痛みから逃げようとするAに、医者も手が止まる。
黒子野(っ...抑える、なんて...)
河内(こんなAさん相手にできる訳が...)
医者の言うことは最もだ。
手元を狂わされでもしたら、どの道痛いのは彼女。
でも、今の彼女の姿を見ていては手を出すことなどできなかった。
銀時｢ヅラ、そっち抑えとけ｣
桂｢.....っ、だが｣
河内｢.....！！！｣
黒子野と河内が戸惑う中、銀時の淡々とした声が部屋に響いた。
既に彼女の左肩を抑える銀時の瞳は迷いのないものだった。
銀時｢ヅラ｣
桂｢っ.....A、少し我慢してくれ｣
A｢えっ...ひっ...やっ、やめっ｣
銀時｢我慢しろ｣
A｢っ...ふぅっ...ﾋｯｸ...｣
少し、きついんじゃないか。そう思った河内だが、Aの左肩を抑える手とは逆の手で、彼女の左手をしっかりと握る銀時に何も言えなくなった。
高杉｢.........A｣
坂本｢よう頑張っとる！偉いぞ！！｣
黒子野｢Aさん、あと少しです｣
河内｢Aさんっ、もう少し、もう少しで終わります！｣
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わらび(プロフ) - うしうしさん» なんて嬉しいお言葉(笑)ありがとうございます！！握りつぶせる勢いでできたらと思います笑(←？) (2021年8月22日 14時) (
レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - なで肩すべり台さん» ありがとうございます〜！！じゃんじゃんキュンキュンしてもらえると嬉しいです… (2021年8月22日 14時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
うしうし - 心臓握り潰されそうです！！笑笑大好きです！これからも応援してますっ！！！ (2021年8月21日 22時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
なで肩すべり台 - キュンキュンが止まりません！続き楽しみです！！ (2021年8月19日 2時) (レス) id: 56d3d04f19 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - connyさん» それは嬉しいです笑ありがとうございます！いつでも見に来てやってください…！ (2021年8月18日 15時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび | 作成日時：2021年1月13日 7時
