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Aside
通された部屋は五人で入るにはかなり広い部屋やった。
部屋の中央に向かい合うようにして並べられている机が10個あって、恐らくうちらと情報交換の相手の分。
慣れたようにして座る銀ちゃんらの後に続いて、一番襖に近いところに座った。
『旦那方、今日はどの子にしますか』
銀時｢ん、ああ、｣
桂｢そちらで決めてもらって構わんぞ｣
座ってすぐ、開けられた襖の先には先程のおじさんが居て、その隣にはずらりと並ぶ遊女さん。
え...遊郭って遊女さんをこんな感じで選ぶん、えらい豪勢やな...と感心する。
『そうですね...では、どうしましょう、』
並ぶ遊女は軽く10人程。
確かに選びたい放題や。
四人はほんまに遊女さんに興味がないんか、既に置かれていた酒に手を出していた。
さすがに選ぶくらいはしたら？って言おうと思った時、
遊1｢私...銀時さんがいいです｣
遊2｢いつも晋助さん私の事選んでくれますよね、私が今夜もお酌してよろしいですか？｣
A｢...........｣
赤い着物と青い着物を着た二人の遊女が、自ら自分を指名した。
いいでしょうか、と確認を取る二人に銀ちゃんと晋助は何食わぬ表情で了承する。
『では、酌して差し上げなさい』
遊1｢はい、｣
遊2｢失礼致します｣
パッと、うちの前を通る瞬間、ふと目が合った二人に軽く会釈すれば、特に返事を返されることなく彼女らは銀ちゃんと晋助の隣に座り、腕に手を回した。
.......さっきから感じてる違和感はなんやろか、
遊3｢あの...私、桂様のお酌させて頂きたいです...｣
遊4｢坂本様...私と今晩過ごしていただけませんか｣
遊5｢いえ！桂様！私と一晩ご一緒してもらえませんか？｣
遊6｢坂本様、もう一度ご指名してもらえると嬉しいです｣
残った遊女さんも次々と小太郎と辰馬に自分を指名し始めた。
桂｢.....では、彼女で｣
坂本｢んん〜ほなわしは一番右の子で｣
二人に選ばれた遊女さんは嬉しそうに立ち上がり、さっきみたいに隣に座って腕に手を回す。
その時もや、パッと目が合えば少し睨みをきかされるというか、不服そうな顔で見つめられる。
A(ああ...なるほどなぁ)
急に居心地が悪くなった。
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わらび(プロフ) - うしうしさん» なんて嬉しいお言葉(笑)ありがとうございます！！握りつぶせる勢いでできたらと思います笑(←？) (2021年8月22日 14時) (
レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - なで肩すべり台さん» ありがとうございます〜！！じゃんじゃんキュンキュンしてもらえると嬉しいです… (2021年8月22日 14時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
うしうし - 心臓握り潰されそうです！！笑笑大好きです！これからも応援してますっ！！！ (2021年8月21日 22時) (レス) id: fffe7db0be (このIDを非表示/違反報告)
なで肩すべり台 - キュンキュンが止まりません！続き楽しみです！！ (2021年8月19日 2時) (レス) id: 56d3d04f19 (このIDを非表示/違反報告)
わらび(プロフ) - connyさん» それは嬉しいです笑ありがとうございます！いつでも見に来てやってください…！ (2021年8月18日 15時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：わらび | 作成日時：2021年1月13日 7時
