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桂「おい、そういえばAはどこだ」
坂本「帰ってきてから見とらんぜよ、お〜い!!わしのAはどこにおる!!」
銀時「いつからてめェのになったんだよ」
援軍合流を祝して行われた会。
まぁ普段こんなことはしないのだが、理由は誰が何を言おうとも4人の女が新しく入ってきたことだ。
――清宮凛
援軍として派遣されてきた清宮部隊の隊長を務める女。
そして、その彼女の後ろにつく3人も清宮部隊においての実力者であった。
女がいるだけでもこの場の男達にとっては美味しい話だったが、揃いも揃って整った顔立ちと綺麗な体つきはその場にいる男共を誘惑するには十分であった。
坂本「にしても、女の力とはすごいの〜」
桂「全く.....あくまでもここは戦場だぞ、けしからん」
『...桂さん、隣よろしですか?』
『坂本さん、お酌させて頂いても?』
桂/坂本「「どうぞ/頼むぜよ」」
正直すぎだろ...
冷たい視線を2人に送り銀時は何も言わずに飲んでいる高杉の方に向き直った
銀時「Aがいなくて拗ねてんのか?」
高杉「あ?ころ すぞ」
銀時「ハッ、やってみやがれ」
高杉「.........」
勢いよく銀時の胸元を掴んだ高杉だったが、その手は白く柔らかい手に包まれる。
振り返れば清宮凛が自分の手を添えていた。
凛「.....お礼を言いに来ました」
凛「私たちのために宴会を開いてもらい恐縮です」
そう頭を下げた。
思わず、緩んだ胸元が目に入り高杉はすぐに目をそらす。
銀時は案の定、ガン見だが。
凛「お礼といってはなんですが、お酌させてください」
凛「貴方達のような方と共に戦えて嬉しゅうございます」
2人が答えるまでもなく、高杉の隣には清宮、銀時の隣にはもう1人の女がついた。
微笑む彼女達の手にはすでに酒が持たれており、逃げ場がない。
少しでいい、と高杉は目の前に座った清宮にそう言った。
「あ、もう始まっとったんか」
攘夷四天王4人が酌してもらってる中、タイミング悪く、と言っていいのか宴会の行われている部屋にAと、彼女の率いる榊部隊が入ってきたのはすぐのことだった。
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わらび(プロフ) - 紅さん» えっ嬉しい、、(笑)ありがとうございます!!! (2021年4月15日 21時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 黒髪パッツァンで笑いましたwww応援してます! (2021年4月5日 12時) (レス) id: b08ab2dbca (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - ゆなさん» こちらこそいつも見てもらってありがとうございます!嬉しいです!! (2021年1月9日 6時) (レス) id: 68f1c230ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新ありがとうございます!まじで、これが生きがいになってます。 (2021年1月7日 22時) (レス) id: 355f85c916 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - くりーむ。さん» いいですよね!作者も大好きです!ありがとうございます〜! (2021年1月4日 7時) (レス) id: 68f1c230ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わらび | 作成日時:2020年6月1日 19時