(3) ページ23
.
遊郭の嫉妬事件(嫉妬篇参照)があったのにも関わらずまさか彼女の選択肢に遊郭の女が入るとは思っていなかった。
ばれたらばれたでこいつはド級の鈍感。
好きだといっても私も好きやで〜とこっちがどんな意味を込めて言ってるかも知らずに返してくるのは目に見えている。
かといってまた嫉妬させるのも...いや...もう1回嫉妬させるのありだな...だってあの時やたら素直だったし？いっちゃあ弱み握った感じでウズウズしたし？(←)
とクソな考えをする銀時。
高杉「おめェ俺達が遊郭にくり出した時、あれだけピーピー泣いてたじゃねェか」
「うっ....あれは目にゴミが入ってただけや！」
高杉「ほォ、えらくいいタイミングで入ってくるゴミなこった」
「.......せやかて、遊郭の人しかおらんやん」
ぷいっと分かりやすくそっぽを向いたAに、シンと静まり返るその場。
どういうことだと頭をフル回転させる男4人。
銀時「(え？待って？あいつまさか自分という選択肢が頭にないの？？)」
桂「(そこまで鈍いか？！馬鹿ではあるが...)」
銀時「(いやいやいや今の言葉からだとそうしかねェだろ、)」
ヒソヒソと話す銀時と桂を横目にため息を吐く高杉。
辰馬はというと、仰向けになって大の字で寝ているAにほふく前進で近づいていった。
坂本「A〜わしはおまんが好きぜよ」
「えっ？」
坂本「おまえさんとなら接吻もできるき、むしろ本脳じゃ」
「へ、「待て待て待てェい！！！！お前急に何言ってんの？！この状況で告白ゥ？！どんなタイミングだよ！！おかしいだろォ！！」」
ガシッと坂本の肩を掴み後ろへと投げ飛ばしたのは銀時だった。
起き上がった坂本はいつもの笑い声を響かせる。
坂本「あはっあははははっ本当のこと言って何が悪いんじゃ〜」
坂本「それに、高杉だけが敵や思うちょるんか？」
耳元でそういってきた坂本に思わず一歩後ろに下がった銀時は背中に冷たい汗が流れたのを感じた。
まさか...こいつも、Aの事本気で、
坂本「面白い面するのぉ、冗談ぜよ」
冗談に聞こえねェエエエエ！！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 521人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わらび(プロフ) - 紅さん» えっ嬉しい、、(笑)ありがとうございます！！！ (2021年4月15日 21時) (
レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
紅(プロフ) - 黒髪パッツァンで笑いましたwww応援してます！ (2021年4月5日 12時) (レス) id: b08ab2dbca (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - ゆなさん» こちらこそいつも見てもらってありがとうございます！嬉しいです！！ (2021年1月9日 6時) (レス) id: 68f1c230ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新ありがとうございます！まじで、これが生きがいになってます。 (2021年1月7日 22時) (レス) id: 355f85c916 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - くりーむ。さん» いいですよね！作者も大好きです！ありがとうございます〜！ (2021年1月4日 7時) (レス) id: 68f1c230ed (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：わらび | 作成日時：2020年6月1日 19時
