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高杉「...........おい」


「...........」


高杉「離れろ...暑苦しい」


「やだ!!」


高杉「.........」





銀時により木から降ろされたAは1時間に渡る桂からの説教後、再び銀時と口喧嘩をし負けそうになったが為に縁側にいた高杉の元へと逃げてきていた。





高杉「ったく....おめェが悪いんだろ」


「悪くない!!動きたくなる欲求をどう抑えたらいいねん!!この前だって銀ちゃん言ってたやん!!」

「男には抑えられないせいよっきゅ...むごっ」


高杉「女がそんな事言うんじゃねェ」

高杉「それと、次馬鹿な行動取ったら次の戦は参加させねェからな」





高杉の言葉に分かりやすく反応したAは、彼の膝から顔を上げ泣きそうな顔をして詰め寄った。






「それはやだ!!」


高杉「なら今日明日は安静にしてろ」


「.........」


高杉「返事」


「うっ.......はい」






返事はしたものの、納得のいかないAはうう〜と床に寝転がった。






辰馬「お、大人しくなったようじゃの〜」


桂「全く、世話がやける」


銀時「チッ...なんでおめェの手にかかればそう容易く...」




ひょこりと顔を出した3人。
ムスッとした表情をしているAの頬を銀時は少し強めに掴んだ。





「んむっ...ひゃにすんの」


銀時「はっ...ブサイク」


「.......ひね」


銀時「あ?今なんてった?」





いつの間にかできた、Aには高杉の教訓が1番効くという噂。というか事実。

幼き頃から晋助!晋助!と何かと彼に懐いていたのもあるのか、はたまた1番怒らせると怖いとAが思っているからなのか、理由は不明確だが彼の説教は確かによく効いていた。

銀時はそれが少々気に入らないようだが。






桂「ああ、A」


「ん?」


桂「河内五作の状態も良くなっていっておる」

桂「少し、話して来たらどうだ」


「.......うん」






起き上がり、迷いなく彼の部屋へと走っていく姿を4人は見つめた。

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わらび(プロフ) - 紅さん» えっ嬉しい、、(笑)ありがとうございます!!! (2021年4月15日 21時) (レス) id: aef1a9d7b9 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 黒髪パッツァンで笑いましたwww応援してます! (2021年4月5日 12時) (レス) id: b08ab2dbca (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - ゆなさん» こちらこそいつも見てもらってありがとうございます!嬉しいです!! (2021年1月9日 6時) (レス) id: 68f1c230ed (このIDを非表示/違反報告)
ゆな - 更新ありがとうございます!まじで、これが生きがいになってます。 (2021年1月7日 22時) (レス) id: 355f85c916 (このIDを非表示/違反報告)
おこめ(プロフ) - くりーむ。さん» いいですよね!作者も大好きです!ありがとうございます〜! (2021年1月4日 7時) (レス) id: 68f1c230ed (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:わらび | 作成日時:2020年6月1日 19時

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