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...こんな噂知ってる？
七不思議の一番目 三人の時計守
この学園のどこかにある
大きな大きな古時計
それは学園で流れる�犹�間そのもの��
その針を動かせば学園の時間を
自由自在に操れるの
でもね大時計には守人がいるのよ
それぞれ 過去 現在 未来を司る三人の時計守
断りなしに大時計に触れた者は
時計守達に生きる時間取られてしまう
蝉の鳴き声が窓を突き破って廊下まで
大きく聞こえてくる
私は今本日最後の授業である移動教室から
教室へ向かう途中である
そんな私の手は絆創膏やら
暑さに我慢するセーターの袖中には
痣やらが所々に増えてきた
どうやら先日の放課後の花は
始まりに過ぎなかったようだ
体育ではぶつかられたり足をかけられたり
机の中や靴箱にカッターの刃なんて当たり前だし
日に日に隠し方も上手くなって来ていて
警戒していても怪我をする日の方が多い
(おかげで傷が絶えないったら...)
今だって背後からくすくすと聞こえる笑い声
(早く教室に戻ろ)
そう思って速度を早めると
正面から勢いよく走ってくる源君に腕を掴まれる
「え、何？」
光「いいから！ちょっと来てくれ！」
そう言ってたった今歩いてきた道を
私を無理やり引きずるかのように走っていく
行き着いた先は旧校舎三階女子トイレだった
光「花子ーーッッ！」
乱暴にドアを開けてズカズカと入っていく源君
ぱっと私の手を離したかと思うと
次は花子くんの襟元を掴みぶんぶんと揺さぶる
光「大変だ！！ウチの組の佐藤と横尾が！」
寧「もしかして光くんの方でも何かあったの？」
(�爐皚�...？)
光「先輩...そうなんです
あいつら...あいつら...
爺さんになっちまったんです！」
そう言う源君のが見せてきたスマホ画面には
確かに口髭を生やした2人が楽しそうに笑った写真
「はぁ、はぁ、ね、寧々先輩の組も同じような事が
あったんですか？」
ようやく息が整ってきた
寧「そうなの！
教室の物の時間が一気に進んだの！」
「物の時間が...？それってもしかして...」
寧々先輩、源君、私の視線が静かに一点を見つめる
花「うん 怪異の仕業だねー
境界広しと言えどこんなことができる怪異は
そう多くない十中八九 七不思議が絡んでる」
寧「そういえば葵から聞いた...
この学園にある不思議な大時計と三人の時計守」
花「聞いてるなら話が早いね
七不思議が一番 三人の時計守」
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
