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突如、大きな音と共に少し離れた壁の鏡が割れた
共に聞こえてきたのは聞き馴染みのある声だった
花「ヤシロ！セガワ！」
「は、花子くん、寧々先輩が、どうしよ」
震える声で目の前から走ってくる花子くんに助けを求める
花子くんはそのまま寧々先輩の口元へ顔を寄せる
花「寝てるだけみたいだ…」
光「良かった…」
土「お前ェはなんともねェのか？」
「あ、えっと…はい」
花子くんと源くんが来るのは想像できたけど
まさか先生までいるとは…
なんだかさっきの鏡を思いだしてしまって
(なんとなく気まずい…)
光「え、お前まさか…」
そうだ寧々先輩のことやみんなが来てくれたことで
安堵していたけどまだ何も解決はしていなかった
光「ミツバ…？」
(体感)数十分ぶりに見た彼の姿は随分と変わっていた
光「お前…どうして…だってあの時消えちまったはずじゃ…」
「ちが、源くん、違うの」
私の勘が合っているとすれば、もうきっとミツバくんは…
光「三葉…!!お前大丈夫だったのか？ケガとかしてねぇか!?」
涙を浮かべてミツバくんへ駆け寄る源くん
「違う、違うの、源くん…！」
土「瀬川？」
止めなきゃいけないのに彼を、源くんを
けれども外れてさえいればいいと思ってしまう私がいる
花「あれは…まさか…三番…？
少年！下がって!!」
花子くんの声が荒くなる
(あぁ…やっぱり)
よくない勘ほど良く当たるとは言ったもんだ
花子くんの言葉に訳がわからないとでもいったような源くん
そんな彼の目の前が突然爆風に包まれる
あたりが開けた頃、源くんの目の前には
カラスのような怪異を背負って涙を流す
ミ「やだやだ こわ…こわいよ…たすけて…」
ミツバくんだった
すかさず包丁で応戦する花子くん
だけど油断したのか手のような怪異に捕まってしまった
光「花子！」「花子くんｯｯ」
援護しようとした源くんも捕まってしまった
「せんせ、どうしよう、花子くんが、、み、源くんが」
突然の出来事に先生も
信じられないというような顔をしている
ミ「あっ…ごめ…ごめんなさ…」
泣き叫ぶミツバくんに比例するように怪異達は暴走していく
司「ミツバー食べ終わった？」
いつのまにかいなくなっていたはずの司くんが
鏡の格子にぶら下がっていた
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
