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ミツバ君曰く、この腕達はここの七不思議の付属品みたいなものらしい
寧(じゃあ、あの写真は七不思議が関係してたのね…)
ミ「それよりさぁ
僕は助けになる人をって頼んだら君達が来たわけだけど
君達、僕のことを助けてくれるの…？」
寧「！！」
(ミツバ君の困り顔に落ちたな)
寧「ぜ…絶対とは言えないけど…
こういう所に来るのって初めてじゃないの
だから少しは助けになれるかも」
「多分、ほとんど助けにはならないと思うけど…」
寧「Aちゃん!?」
ミ「そう…でもよかった…君達が来てくれて…
ありがとう先輩」
子犬のような顔をしたミツバ君に完全に騙されている先輩
寧(なんだ…異常に生意気な子だと思ったけど
怖かっただけなのね！)
(背後背後〜)
寧々先輩の後ろでは明らかに馬鹿にしているミツバ君
(まぁ、知らない方が幸せって言うし
ここから出るって目的は変わらないし…)
放置することにしよう
暫く境界の中を歩き進めて行く
ちなみに私と寧々先輩が肩を並べて歩く少し後ろを歩く
ミツバ君
寧(う…うーん…何かしらこの距離は…)
流石の寧々先輩もこの空気の悪さには耐えかねたようで
くるりと後ろを振り返る
寧「ミツバくん！ミツバくん境界は初めてだよね？」
ミ「は？」
寧「ちなみに私は4回目なんだけど！」
「自慢にはならないですけどね」
ミ「初めてだけど…」
寧「そうよね！じゃあ境界について先輩の私が
色々教えてあげるね！先輩の私が!!
だから安心して！」
困惑するミツバ君を置き去りにひとりうっとりとした
表情を浮かべる寧々先輩
ミ「えっ何…？ちょっとなんなの怖い!!」
「大丈夫。そのうち慣れるから」
〜境界説明中〜
ミ「へぇ…生きてるくせに詳しすぎない？怖…」
ストレートな言葉ほど
寧々先輩にとって凶器なものはないと思う
ミツバ君の言葉によろけた寧々先輩は
私の方へ倒れ込み、必然的に私は受け止めることになる
が、あいにく咄嗟に対応できるほどの運動神経は
持ち合わせていない
(倒れる…)
そう思ったが背後に大きな鏡があったおかげで
倒れずに済んだ
寧「ごめんねAちゃん」
「いえ、大丈夫です」
謝る寧々先輩に応えながら背後に聳える大きな鏡を見上げる
「こんな鏡なんてあったっけ…」
確か私達は普通の道を歩いていたはず…
不思議に思い鏡を覗き込む私に聞こえてきたのは
妙に落ち着く声だった
土「何やってんだ、大丈夫かァ」
「つ、土籠、せんせ、い？」
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
