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土「うるせェのが来た...」
心底面倒臭そうな顔をする先生
そんな先生の影からひょこっと顔を出す私
「源君どうしたの？」
光「せ、瀬川！」
「？...なぁに？人の顔を見て目を逸らすなんて」
そう源君は私の顔を見るなりぱっと顔を下げた
(失礼しちゃう...)
光「いや、別に...何でもねぇよ！」
「何怒ってんのよ
あ、そういえば元に戻ったのね」
光「お、おう...皆も学校も元に戻ったぞ...」
何だろうか...この微妙な感じ...
「あ、ねぇ源君、あの後寧々先輩は...」
どうなったの？
そう問いかける私の声は源君に遮られた
光「先輩なら大丈夫だったぞ！
お前と一緒で気ぃ失ってたけど
今はピンピンしてるし」
「そっか。よかったよかった」
光「お前は何ともねぇのか？
その、体調とか、へーきか？？」
「えぇ。大丈夫よ」
光「そっか」
土「...んで源、お前ェ何しに来たんだよ」
光「ああ！そうだ！おい蜘蛛野郎
黙ってこいつを受け取りやがれ！！」
ずずいっと先生の目の前に差し出したそれは
虫かごいっぱいの虫だった
(気持ち悪...)
虫は苦手では無いが
ここまで密集した様を見せつけられると
誰だって気持ち悪いと思うだろう
「...なんで虫？？」
光「いや、それは...いいから受け取りやがれ！」
土「いらねェよ気持ち悪りィ」
そうして土籠先生と源君の謎の攻防戦が始まった
〜10分後〜
土「しつけェ
おい、瀬川お前ェおとなしくしてろよ
俺ァちょっと席を外す」
光「あ、おい！待ちやがれ！」
遂に痺れを切らした先生は
準備室を出ようと席をたった
土「クソッやってられるか！！」
寧「きゃ！」
(あ、この声...)
土「あ？なんだお前か
ちょうどいいところに来たな...
頼む...アイツをなんとかしてくれ」
寧「アイツ？」
光「逃げるんじゃねぇ蜘蛛野郎！！
黙ってこいつを受け取りやがれ！！」
寧「光くん！？何してるの...？」
光「えっ先輩！？」
寧「これを受け取れって.......！！」
その時
寧々先輩の声にならない叫び声が
聞こえたことは言うまでもない...
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
