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寧「なーんだ
じゃあ私が気絶してる間に解決しちゃったのね」

光「はい!ボロボロになってた校舎も
老けてたみんなも全部元通りッス!」

茜「とりあえずミライの件はもう大丈夫
色々迷惑かけてごめんね」

寧「ううん茜くんは悪いことしてないもの」

茜「そう言ってもらえると助かるよ
じゃ!全部元に戻ったからチャラってこと...」

輝「には ならないなぁ...
君は人間だから大目に見てるけど
学園中を巻き込んだ今回の騒動は
さすがにまずいんじゃないかなぁ 蒼井」

茜「ハハハ...いやぁ...」
輝「言い訳は生徒会室で聞こうか」

茜「うわああぁーっっ
嫌だーっっ助けてぇぇーっっ」

光「てっ輝兄!!」

寧「行っちゃった...
時計守さんの依代のこととか
色々聞きたいことがあったのに...」

寧(まあいっか 今日の放課後
花子くんに会えるんだし
その時に聞けばいいよね...)

寧「...あれ そういえばAちゃんは??」





「...ん...」
目を開くと真っ白な天井
どこからか聞こえるのはペンが机の上を滑る音
未だ虚ろな目で壁にかかった時計に視線を移す

15:56

「時間が...戻って.......!?」
(...そうだ思い出した...寧々先輩...)


土「目ェ覚めたか?」

「先生、寧々先輩が...」

土「あァ?八尋がどうしたんだよ」

「ミライちゃんに触らせちゃダメだって
花子くんに言われて、それで、えっと、あれ」

土「落ち着け 八尋がどうしたのかわからんが
今はお前自身の心配をしろ」

「私自身...?」
そう言われて初めて自分の今の状況を顧みる

(あれそういえば私なんで準備室にいるんだろう)
あの時、ミライちゃんが茜さんの手をすり抜けて
寧々先輩の目の前へ移動して...
私は寧々先輩の元へ駆け出した
(そして今準備室にいる...)

ちぐはぐな記憶が起きがけの私の頭の中を
更に混乱させる
何度思い出そうと思っても私の記憶は
同じところで途切れ、そこから先は思い出せない

土「おい...大丈夫か 顔真っ青だぞ...」
あんま無理すんなと私の頭へ手を伸ばす先生


光「蜘蛛野郎ーー!いるか!?」
大きな声と大きな音を立てて現れたのは
源君だった

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設定タグ:地縛少年花子くん , 原作沿い   
作品ジャンル:アニメ
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして!コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます! (2020年7月12日 10時) (レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほまれ | 作成日時:2020年7月8日 9時

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