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寧「だけどまさか...
茜くんが七不思議だったなんて...」
私達の目の前には
保健室のベッドに眠る葵さんを
心配そうに見つめる茜さん
寧「でも全然気がつかなかった
普通の子だと思ってたのに...」
寧々先輩曰く
以前告白の木によって結ばれた男子生徒のうちの
一人は茜さんだったのだという
(怪異でも他の怪異に影響されたりするんだな)
茜「君がそれ言うかな？」
(確かに七不思議と祓い屋を連れている
女子高生は普通とは言えないもんね)
茜「八尋さんも僕と同じ被害者だったとはね」
寧「被害者？」
茜「ソイツに騙されて契約だかなんだか
させられたんでしょ？僕もそうだった」
花子くんを指さす茜さんだが
残念ながらそれは見当違いだ
そんなことを思っている私達を置いて
茜さんは話を続ける
茜「あれは入学式の日ー
茜「アオちゃん好きです！付き合って！！」
葵「うーん...2点♡」
茜「にっ にて...」
葵「だって茜くんたらせっかく入学式っていう
特別な日なのにいつも通りでつまんないんだもん」
そして悩む僕にアオちゃんさ言ってくれたんだ
葵「...もっと頑張って私のこと
ドキドキさせてみてそうしたら考えてあげる♡」
そう言って正門から出た時
道路に停まっていたトラックの荷台から
ガラスの板がアオちゃんを目掛けて落ちてきた
ーその時12年生きてきた中で
一番つよく願った
止まれ 止まれ 止まれ 止まれ！！！
？「さて少年時を操る力が欲しいかね？」
力が欲しいかね...？
...じゃねーーーーよ！！！
後から知ったんだけどさぁ
そもそも全部アイツら時計守の
仕込みだったらしいんだよね」
突然大声を出したかと思うと
自作自演か！！と壁を殴る茜さん
(ちょっと怖いかも...)
壁を殴って落ち着いたのか
小さく息を吐くとポケットから
小さな懐中時計を取り出した
茜「そして僕はこの時計を手に入れたってわけ
使用回数は1日3回 この学園の中でだけ
僕は時間を止めることができる
と言っても5分が限界だから
大層なことはできないけど...」
花「代わりに君は一番と縁を結んで怪異になった？」
茜「そう契約期間は6年間 つまり卒業まで
七不思議の一番目として時計守の他二人に
こき使われてるってワケ
見た目は多少変わるけど八尋さんと同じだよ
僕はこの時計以外普通の人間だし
にしても自分から人魚の鱗を飲んだって凄いね！
八尋さんってマゾ？」
ぐさりとダメージを受ける先輩
光「オレはロックだと思います！」
(フォローになってないけどね...)
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
