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寧「花子くんやめてぇ！おねがいっ！」
寧々先輩の悲痛な叫び声がホールに響く
繋いだ手に力が込められて私の手も
自然と強く先輩の手を握り返す
花「大丈夫だよ
それよりやっと尻尾を出してくれた見てごらん」
花子くんの言葉にそっと目を開く
花「ようやく会えたね七不思議一番 時計守」
眩しくガラスが反射するステージに立っていたのは
気を失った葵さんを抱き抱えた茜さんだった
寧「シャンデリアが...空中で止まってる...！？」
「あ...源君も止まってる」
花「君の力はさしずめ時間停止ってところかな」
茜「...お前のことは聞いてるよ」
ゆっくりとステージを降り花子くんを
じろりと睨むと葵さんをホールの椅子におろす
茜「昔の学生服 頬に封の印 杖代が二体...
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花「せぇかあい♡
三人いる時計守の中でも君とはハジメマシテだね」
茜「七不思議のトップがアオちゃんになんの用？
かなり気になるところだけど...
こんな危ない目に遭わせてくれちゃって」
(ん？なんの音だろ...)
どこからかカツカツという音が近づいてくる
音の出処が気になり辺りを見回すが
音の正体は直ぐに分かった
俯き気味に靴音を響かせ
こちらへ詰め寄ってくる茜さん
茜「流石の僕も頭に来たよね
...ってことだからとりあえず
話の前に一発いいかな」
茜さんはそのまま花子くんの襟元を掴み
床に叩きつけ大きく振りかぶる
寧「ス ストーップ！！」
そこへ寧々先輩が滑り込み割ってはいる
(すご...スライディング...)
茜「八尋さん！？なんで...」
寧「それはこっちの台詞で...とにかく落ち着いて」
寧々先輩がそう言いかけた時
ステージ上のシャンデリアが落ちてきた
「時間が！！」
私の後ろでは源君が座席から落ちて
状況が飲み込めずにキョロキョロしている
更に騒ぎを聞きつけたのか
ホールの入口からは先生達の声が聞こえてくる
、、、、、、
茜「今見つかるとアオちゃんが
面倒なことになる...
しょうがない場所を移そう」
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
