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突然の葵さんの登場に寧々先輩の顔は強ばる
(まさかのご対面だけど花子くんはどうするんだろ)
そう思って彼の方を見ると静かに笑っている
次の瞬間
花「ヤシロ悪いけど ちょっと入りまーす」
そう言って寧々先輩の体の中に入ってしまった
所謂乗り移りというやつだ
グラりと揺れる寧々先輩の体を源君が支える
葵さんも心配そうに近づいてくる
するとそんな葵さんの手をぱしっと掴み
不敵な笑みを浮かべる寧々先輩、基 花子くん
花「...葵
私に何か隠してることなぁい？」
光「花子！？」 ？「アオちゃん！！」
光/？「どーなってんだよおおぉぉぉ！？？」
振り返ると私の後ろで宙に浮きながら涙目の寧々先輩
可哀想だけど恐らく
花子くんの暴走は誰にも止められない
次から次へと葵さんに迫るように尋問をしていく
そして、ついに
花「どうしても話してくれないなら
いっそ...その口塞いじゃおうかしら♡」
そう言って顔を近づけていく
流石にそろそろ止めた方が良さそうだと
二人の間に割って入ろうとすると
葵さんの一緒にいた眼鏡の男子生徒が
叫び出し寧々先輩(花子くん)を連れて行ってしまった
「ちょっとぼーっとしてないで追いかけるよ」
呆気にとられている寧々先輩と源君に声をかけて
花子くん達を追いかけた
ところ変わってここは渡り廊下
予想に反して連れ去られた寧々先輩は
ケロッとしていた
「花子くんそろそろ寧々先輩に身体返してあげなよ」
花「その前にこれどうしたらいい？」
「これ？」
花子くんが指さす方を見てみると
廊下の柵に掴まりブツブツと一人口を繰り返す
眼鏡の男子生徒
「誰、、ですか？寧々先輩」
寧「こ...これは...蒼井茜くん
私のクラスメイトで葵の幼なじみなの
普段は真面目だしおとなしいし
誰にでも分け隔てなくて親切ないい子なのよ
クラスのみんなからと頼りにされてるし...
だけど〜」
ここで寧々先輩の目が斜め下にそれる
寧「小さい頃から葵のことがずーーっと好きで
葵のこととなると
ちょーっとネジが緩んじゃうのよね〜...」
「ちょっと...」
さっきの動揺加減を見ると
ちょっとという表現は些か包みすぎでは
ないのかと言いたい
寧々先輩の発言に遺憾の意を表していると
隣にいた源君が口を開いた
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
