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宙へ浮いたミライちゃんの様子がおかしい...
ミ「ん〜あなたなんだか進めづらぁい
せっかくカッコヨクしてあげようと思ったのに
シッパイしちゃった」
くすすと笑ったミライちゃんは
そのまま消えてしまった
花「失敗？」
茜「思わず手首を切り落としてやりたくなるね」
なんて言ってる2人を他所に源君へ駆け寄る
寧「光くん！」 「源君！」
煙に巻かれた源君は
光「クソッ逃げやがったな...ちびっこめ！！」
お兄さんにそっくりだった
口を開けて固まる寧々先輩と花子くん
茜「わぁー源会長そっくりー...」
光「んあ！？なんじゃこりゃあ！！」
花「少年は祓い屋の血筋だからね
怪異の影響を多少は受けづらいのかな」
寧「...ま」
「ま？」
振り返ると口元を抑えて微かに震えている寧々先輩
寧「待って！！
私も大人の魅力溢れる美脚美女にしてぇー！！」
花「ヤシロー！！！」
そのままミライちゃん(の力)を求めて
どこかへ消えてしまった
数十分後...
とぼとぼと戻ってきて崩れ落ちてしまった
(見つからなかったんだ...)
「何もそんな全力で追わなくても...」
花「ていうかミライは時間を進めるだけだから
骨格と顔は変わらないよ」
(あ、トドメさしちゃったなこれは...)
光「先輩...
先輩は今のままで十分カワイイっすよ！！」
そう言って先輩に手を差し伸べる源君は
本当にお兄さんそっくりだ
寧々先輩は花子くんの後ろにさっと隠れてしまった
寧「ご...ごめん あんまり近寄らないで...」
光「なんでッスか！！？」
(さながら好きになりそうとか思ってるんだろうな)
光「おい花子！！！」
花子くんは青い顔をして私の後ろに隠れる
花「ご ごめん あんまり近寄らないで...」
(まぁ祓い屋だもんね...)
茜「騒々しいなぁ...
それよりミライを捕まえる方法でも考えてよね」
寧「そっそうね！
ミライちゃんって何か弱点とかないの？」
茜「弱点ねぇ...
ミライは僕の時間停止も効かないけど
まず頭が悪い 食い意地が張ってる
毛づくろいが好き あと素早い
そして頭が悪い とにかく頭が悪い」
(どんだけ嫌いなんだろう...)
茜さんは怖いけれどそろそろこの怪異へ対する毒は清々しさすら覚えてきた
寧「そ そう...」
茜「奴の知能と素早さはネズミ並みだね」
寧「ネズミ...確かにその子
うちのブラックキャニオンに似てるかも...！！」
茜「ブラ...え、なんて？」
花「セガワ、少年、ちょっといい？」
「ん？えぇ...」 光「ん？」
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ほまれ(プロフ) - 丸メガネっ子さん» はじめまして！コメントありがとうございます更新頻度はまちまちで安定してませんが少しずつ更新していきます！ (2020年7月12日 10時) (
レス) id: 6e3f4d506b (このIDを非表示/違反報告)
丸メガネっ子(プロフ) - はじめまして、こんにちは。これからも応援しておりますので投稿頑張ってください。 (2020年7月12日 9時) (レス) id: ee13b7513b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほまれ | 作成日時：2020年7月8日 9時
