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どんなことがあっても
しっかりやるべきことをやる姿
どんなことがあっても
弱音を吐かない姿
こんなに小さな体なのに
こんなに小さな彼女に
どこにそんなパワーが秘められてるんだろうか
いつも頑張ってるって言われる
一之瀬さんに頼めば…ってよく言われてる
そうなんだよ
Aに頼むと仕事は完璧
しかも早く片付けてくれる。
俺も何回も助けられたしね。
でも、頑張りすぎてる彼女を見てると
心配になるときがあるんだよね
なのに、俺は何をしてるんだか。
「本当にごめん。」
言い訳するのもかっこ悪いし
とりあえず、本気でごめんなさいって一回言おう。
「もう、謝らないでよ。」
そう言って、涙をすするAを見ると
大好きすぎて、うまく言えなくなる。
家に入って、向かい合わせに床に座る。
「思ってること、全部言っていいよ。」
ちらっと俺を見て小さく口を開く
「なんで、大井さんなの。
なんで、触れさせるの。
なんで、みーくんの周りをうろつくの。
なんで、あんな声で呼ぶの。
なんで、コーヒー持ってくるの。
コーヒーは、私が持っていきたいのに！！」
ねぇ、俺、今やばいんだけど
全力で口元緩んでるの締めるのに必死なんだけど
やばくない？
可愛すぎんだろ。
懐かしいね。
「俺さ、今でも、Aの淹れてくれるコーヒーが
いちばんうまいと思うんだよ？
だからさ。
もうさ。
俺の為に、ここにいて
毎日、俺の為にコーヒー淹れてよ。」
これってプロポーズって思われるかもね
そうだよ
そのつもりだよ
毎日、ここにいてよ。
「A、とりあえず
一緒に住もうよ。」
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作者名：ゆゆ＊ | 作成日時：2017年9月6日 12時
