○30 ページ30
「やっと帰ってくるね?」
「うん(笑)長かったなー、1週間。」
「A、毎日溜息ついてたもんね?」
「だって…
いくら仕事だって言ってもさ。
急に大阪行きますってなったら、やっぱり寂しいよ。」
「北山さん、大阪でも人気なんだろうなー。」
「だろうなー。」
昼休みに、あかりと近くのカフェでランチ。
無事に任務を完了させて
今日、大阪出張から帰ってくる宏光と望くん。
仕事が終わる頃に迎えに来てくれるって言ってて
そのまま、ご飯にでも行こうかな。
「あかりは?望君と連絡取ってるんでしょ?」
さっきから、携帯をテーブルに出して
ちらちら画面を気にしてるの、気づいてる?
「毎日顔見てる人が
1週間も見ないと
やっぱり気にはなるよ。」
「ふーーーーーん(笑)」
「何よ!(笑)」
照れちゃうあかりも、可愛いね。
「あ!そうだ!
望君に、今度一緒に夢の国に行こうって言われた。」
「あかり、好きだもんね。」
「Aも好きでしょ?
ねぇ、4人で行かない?」
「いいね!行きたい!!」
「よし!決まり!!」
楽しみ出来た!
って、にこにこ笑ってオムライスを頬張る
なんだかんだ、上手くいってるのかな?
「ねぇ、あかり?今、幸せ?」
「んー、たぶん?」
もう大丈夫だね。
震えた携帯の画面を見て
ちょっとだけ顔が赤くなってる姿
きっと、もう少しで
「しあわせ!」
って笑える日が来るね。
望君。あかりのこと、よろしくね?
148人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「Kis-My-Ft2」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆゆ* | 作成日時:2017年9月6日 12時