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○27 ページ27

大好きな彼の温もりを感じて


幸せ気分のままコーヒーを淹れに行く。




「Aちゃんってさ、ミツさんと同棲してるの?」



「え!?」



「いや、キッチンにいる姿が違和感ないからさ。」



「そう?(笑)」



ちょっとうれしい…



だってそれって、自然に見えるってことでしょ?



まだまだ、お邪魔します…な気分だけど


ちゃんと、そういう風に見えるんだ。ってことが



何よりもうれしかった。




♪〜



鼻歌混じりでコーヒーを淹れて、テーブルに置いた時に



「ミツさん。大阪…まじで嫌だ…。」



「仕方ないだろ。もう諦めろ。


仕事だ、仕事!!」




「え?二人で大阪??」



「遊びじゃねーぞ?


明後日から1週間、大阪出張になったの。」



「え?明後日から1週間??」



望くんは、見るからにへこんでる。



「望くん(笑)大丈夫?」



「大丈夫じゃない。」



「どうしたの?」



「あかりちゃんと約束してたんだってさー。」



「え!?!?」



「Aも知らなかった?」



「うん。何も聞いてない。」



「俺、やっと、あかりちゃんからオッケーもらったのにさ。


なのに、俺からチャンス逃すなんて。」




まぁ、確かにあかりはなかなかいいって言わないよね。



でも、前に進みたいって言ってたしさ


少しずつ歩き出してるんだろうな。



よかった。


って、そっか…


週末は久しぶりに

一緒にのんびりできると思ってたんだけど


私も予定なしだな…


買い物も行きたいなって思ってたし

あそこのカフェにも行きたいなって思ってた。


けど、お仕事だし仕方ないよね。



でも、1週間出張は長いな…



本当は寂しい…



でも、お仕事だもんね。


困らせるような歳でもないし

何より、それを言ってもどうしようもないしね。

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作者名:ゆゆ* | 作成日時:2017年9月6日 12時

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