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「ねぇ、いつから彼氏いたの?」
「最近だよ?」
「北山さんでしょ?(笑)」
ゲホッ!!
どんぴしゃな答えに思わずむせる。
「ちょっと!A!!
そんなわかりやすい反応しなくてもいいんだけど!!(笑)」
「だって!!いきなり言うから。」
やっぱりと言わんばかりの顔をして
さっき頼んだレゲエパンチのストローを咥えてにやつく、あかり。
「まぁね、北山さん。かっこいいもんね。」
「うん。」
「で、どっちから?」
「あっち。」
「ふうー!やるなーA!!
遠く離れた仙台で頑張ってる優斗は、もういいの?(笑)」
「もう!やめて!!
優斗は、そんなんじゃないよ。
ただの、同期。」
「そっか。
でも、よかったね。」
「あかりは?どうなの??」
「自分が幸せだからって
私の不幸話に興味を持ち始めたんですか?
Aってば、悪趣味ー(笑)」
そういって笑ってるけど
本当はちょっと噂を耳にしたんだ。
いい感じになってた違う部署の方が
実は彼女がいて
しかも結婚することになったって。
「あかり。飲もう!!!!」
ちょっとだけ寂しそうな顔をしたから
もうこの話はおしまいにしよう。
可愛くて、ハキハキしてて、自分を持ってる
そんなあかりが、私にとってはすごく素敵に見える。
絶対幸せになってほしいって
いつも願ってたし
あかりもよく
「Aは絶対幸せになれる!!」
そう言って私を笑顔にしてくれた。
大丈夫。
絶対、いい恋をするよ
絶対、いい恋にするから
ふたりで幸せになろうね。
「ではもう一度、改めて」
綺麗なピンクのカクテル
二人でおしゃれに摘まんで持って
「「かんぱーい。」」
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作者名:ゆゆ* | 作成日時:2017年9月6日 12時