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○16 ページ16

「やばいんだけど。



ねぇ、本当すごいんだけど。」



テーブルに並べた料理を見て

ずっとこの言葉を繰り返してる。



「食べていい?」




「はい。お口に合うかどうか…。」





「いただきます!




…………うまい!!!!!!



めっちゃ美味い!!!!!!」



口いっぱいに詰め込んでる


可愛いなって思って、思わずくすっと笑ってしまったら



「なんだよ。」

って口を尖らせてる



それでも、どんどん箸をすすめてくれて


あっという間にお皿が空になっていく。




久しぶりにこれだけ作って

こんなに食べてもらえるなんて


私もすごく嬉しくて



「ねぇ。また作ってね?」



「はい。」







今日はのんびりしようって

家にあるDVDを一緒に観て


いろんな話をした



いろんな彼を知って

いろんな私を知ってもらって



「明日は?遅いの?」



「明日は夕方から最終打ち合わせが入ってて。」



「もう少しだもんね。

成功するといいね。」




「うん、頑張る。

終わったら、あかりとぱーっと飲みに行くんだ!」




きっと今回のも成功する


そう信じて頑張ってきたから




大丈夫。




「でも、あんまり頑張りすぎないでね。」




「うん、ありがとう。」



おいでって優しく包んでくれる腕



意外と筋肉質で

でも、とてもきれいで



優しく髪を撫でてくれる大きな手



「A。」



…ちゅっ…



優しく、優しくキスをしてくれる。



「宏光。好き。」



「おっ。Aちゃんから言ってくれるなんて

嬉しいねー。」



そう言ってまた優しいキスを落としてくれる。






明日も仕事だからって


遅くならない時間家まで送ってくれて



こういうところも、やっぱり好き。

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作者名:ゆゆ* | 作成日時:2017年9月6日 12時

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