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『…………ねぇジロ君、もう根城とかわかってるの?』
紅林「え?わかってるが……もしかして、ついてくる気か!?」
ジロ君は驚いた表情を浮かべた
……まぁ、私が動くなんて思ってなかったのだろう
『あったり前でしょ?
パティシエールさん達を酷い目にあわせた女は私が鉄槌を食らわせてやるわ!!』
そんな性根が腐った奴は私は許せない!!
如月「……どうするんだ?紅林君」
紅林「コイツは昔っからこうだからなぁ……俺に似てて可愛いだろ?」
如月「いや、今それ言うところじゃないだろ?」
と、言うことで山中さんには店に戻ってもらい私達はそのビビアンの愛莉の根城へと向かった
そこは志正町の外れにある雑居ビルで入口には誰も立ってなかった
『案外、不用心?』
紅林「油断するんじゃねぇぞ?何があるか分からねぇからな」
如月「もしあぶなくなったら下がっていいからね?」
如月さんもジロ君も私の事を心配して言葉をかけてくれる
……が、その心配も無用だ
『……ありがとう、心配してくれて
でも、大丈夫ですよ〜……女の的ならば問題ありません』
そうして、ビルの中に入ると奥の方から女のヒステリックな声が聞こえてきた
?「これじゃないわよ!!あの時食べたヤツはもっとフワフワでクリームも絶妙な甘さだったの!!使えない奴ね!!」
?「い、いや……やめてぇ!!!!」
三人「「『!!』」」
私達は急いでその声が聞こえる方へと走り1つの扉をジロ君が蹴り開けた
紅林「おい!!てめぇら何してやがる!!」
中に入ると一人のパティシエールさんが若い女性に腕を踏みつけられていた
『(もしかして、こいつが愛莉?)』
顔を見ても思い出せない……まぁ、あまり学校では生徒との交流的なのはしてなかったので覚えてないだけなのだと思う
愛莉「あ?ナニお前ら、ここは私の所だから来ないでくれる??」
如月「うるさい、この悪党め!!そのパティシエールさんを離せ!!」
如月さんがそう言うと愛莉は足元のパティシエールに目線を送った
愛莉「え?こいつ助けに来たの??まじウケるんですけどw」
紅林「うるせぇ!!さっさと離しやがれ!!」
すると愛莉はフンっと鼻を鳴らして指をパチンっ鳴らした
すると奥の方からなかなかガタイのいい人男が二人出てきたのだ
愛莉「ねぇ〜こいつらが私をイジメてくるの〜
あいつら倒したら、この女も好きにしていいしあっちの女も好きにしていいから殺っちゃって〜❤」
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雪鈴(プロフ) - おぺんぺんさん» 本当に遅くなってしまって申し訳ありませんでした!!気に入っていただけたなら幸いです!! (2023年1月6日 18時) (
レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
おぺんぺん - 明けましておめでとうございます。リクエストしたお話とても最高でした！ありがとうございます！ (2023年1月6日 7時) (レス) @page48 id: b8a1915d82 (このIDを非表示/違反報告)
悠 - 雪鈴さん遅れてるけど明けましておめでとうございます！今年もよろしくお願いします✨ (2023年1月2日 22時) (レス) @page47 id: 1f3484379a (このIDを非表示/違反報告)
黄昏 - 雪鈴さん、新年明けましておめでとうございます。無理せずに更新をしてください。楽しみにお待ちしております。 (2023年1月2日 15時) (レス) @page47 id: 7f119da37b (このIDを非表示/違反報告)
夢女子うさこ - 雪鈴さん！ことよろです！！ 古参としてこれからもだいすきです！ (2023年1月1日 14時) (レス) @page47 id: c8e71fe0b7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年10月12日 9時
