十話 紅色の格好良いお兄さん ページ32
志正町、この街は空龍街と黒焉街に挟まれた所で私も昔からよく遊びに行っている町だ
此処には重要文化財に指定されている金田家医門があるのでかなり賑わいをみせている
そんな町に私は今日、"とある人"に会いに来た
『さて……どこにいるかな〜?』
その人は紅い髪が目印なのですぐ見付かるだろう
そうして歩いていると何故か不良に絡まれる
不良1「お前、金持ってそうだな…金寄越せよ」
不良2「寄越さねぇと痛いめにあうぜぇ〜?」
『……は?なんでアンタらなんかに渡さなきゃいけないの?』
毎度こうだとさすがに嫌気がさしてくる
なんだ?私は何かお前らにしたのか?してねーじゃん!!
不良3「俺らはここら辺で有名な"
『いや知らんがな…私は用事があるのどっか行ってよ』
不良4「あ"!?てめぇ女だからって調子乗んなよ!?」
そう言いながら不良の一人が私の胸ぐらをつかもうと腕を伸ばす……が、それを既で横から誰かが止めた
?「おい、なに女に手ぇ出してんだ……?」
不良1「あ…!?お、お前は……!!」
その人は紅く燃える様な髪色をしていて、直ぐに私とその不良の間に割って入った
そう、この人物は私の探していた人"紅林二郎"その人だった
ジロ君がギロリと不良を睨むと不良はサーっと顔を青くした
紅林「こいつは俺のツレなんだよ…なんか文句あるか?」
不良4「く、紅林の……!?ひ、ひぃ!!」
ジロ君がそう言うと不良達は腕を振りほどき何処かへと走り去って行った
『……ジロ君、お久しぶりだね』
紅林「A…!!来るなら連絡よこせっていっつも言ってるよな!?」
『えー?だって…それじゃサプライズにならないじゃん?』
紅林「いや、しなくっていいんだって」
そう言いながら苦笑を浮かべつつも固く優しい手が私の頭を撫でる
ジロ君とはテツ君と絡んでいた時期からの知り合いでその頃はなぜテツ君と共にいるのかを聞かれたものだ
紅林「……そう言えば、久我とは会ったのか?」
『うん、たまたま職場にテツ君が来てね…何も変わってなかったよ』
紅林「そっか…また会えて良かったな」
テツ君との関係は"とある理由"から一旦切られたがじろ君とは手紙のやり取りなどは許可されたのでしていた
ただし、テツ君の事は聞く事は許されなかった
紅林「あれからもう数年経つのか…」
『うん…ジロ君のおかげでこうしていられるよ、私』
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ゆう - はい大丈夫です。楽しみにしてます。 (2022年12月14日 16時) (
レス) @page2 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - ゆうさん» コメントありがとうございます(_ _)相良の兄貴ですね、他にもリクエストがありますので後々になってしまいますがよろしいでしょうか？ (2022年11月30日 20時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう - この夢小説を読んでいると楽しいです。リクエストで相良さんを出してください！ (2022年11月30日 16時) (レス) @page41 id: 945705f77e (このIDを非表示/違反報告)
雪鈴(プロフ) - サクラさん» 名前変更ですか……最初は考えたんですがどうしても文字数を取ってしまうので断念してしまったんですよね…申し訳ないです (2022年8月2日 15時) (レス) id: 5206622557 (このIDを非表示/違反報告)
サクラ(プロフ) - 名前変換はできないんですか？とても面白いお話なのでできれば変換して読みたいです。。 (2022年8月2日 15時) (レス) id: 319352fe0b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪鈴 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kinok/
作成日時：2022年6月26日 11時
