続き ページ7
とりあえずで二人はチェーン店の居酒屋に入った。
案内された個室で、用意されてたおしぼりで手を拭きながら先刻の会話を再開する。
「んで?キューンと何があったわけ?」
「……私、キューンのことが好きなの」
Aは祢音からの唐突な言葉に動じず、うん、と相槌を打つ。
以前からそんなこと知っていたし、唐突な発言は知り合った当初からのことでもう慣れていた。
「それで、キューンも多分私のことが好きなの」
この発言にAは、あぁ…と曖昧な相槌を打った。
多分、というより100000%そうなのだが、ここで普通に肯定するのは気に食わない。
「だからね、私キューンに早く告白してほしかったの。だって、キューンったらなんもしないんだもん」
Aは黙って話の続きを聞く。
祢音は無くなった相槌を気にも留めず、ポツリポツリと話し続けていく。
「両思いなら、私は早く付き合いたい。カップルじゃないと出来ないこととか沢山したい。……愛されてるって確証が欲しい」
声を震わせながら話す祢音に、Aは胸を痛めた。
ここで俺じゃダメか?なんて言えたらどんなに幸せだろう。
そんな空想を脳内で広げるのは、これで何回目か。
「ワガママかもしれない。けどどうしても私はキューンから告白してほしい。きっと私から言ってもキューンはOKしてくれないだろうし」
とりあえずここまで。
書いてて解釈違いが出てきたので一回ここでSTOPします……
解釈一致の展開に戻せたら続きだす。
2人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
すにすな(プロフ) - るしゐ@さくらぁさん» そう言ってくれてめちゃめちゃに嬉しい…!!ぜひまたリクしてね〜💞 (4月8日 15時) (レス) @page8 id: b675f659fc (このIDを非表示/違反報告)
るしゐ@さくらぁ - わ〜!書いてくれてありがとう!!めちゃめちゃ刺さった…!またリクさせてね💞 (4月8日 15時) (レス) @page8 id: 73133c1157 (このIDを非表示/違反報告)
すにすな@さくらぁ(プロフ) - 芹名はる@さくらぁさん» 俺三原里奈、個人的にとても思い入れのあるお話なのでそう言って下さってとても嬉しいです〜!!自分はこういうのが好きなんだーい!!の感情で日々創作をしてるので、そのうちの一つがはるさんに刺さってくれたことに感激感謝です✨✨ (3月20日 17時) (レス) id: 6eb52e408b (このIDを非表示/違反報告)
芹名はる@さくらぁ(プロフ) - コメ失礼します、こちらの作品とっても好きです……! 特に(今更なんですが)第1弾にあった俺・三原・里奈ちゃんのお話がすごく刺さって、わ〜〜こういうのいいな……!!ってなりました。これからも楽しみにしています✨ (3月20日 16時) (レス) id: 8e5444889e (このIDを非表示/違反報告)
すにすな@さくらぁ(プロフ) - 塩みるくさん» コメありがとうございます!そう仰って頂けるととても励みになります♪コメ主さんの作品、影で拝見していたので1ヒロイン大好き人間としてヒロイン夢界隈の星である主さんからコメ下さってとても嬉しいです!よければこれからもたまーに覗いてやって下さい。 (2月26日 23時) (レス) id: 6eb52e408b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:すにすな@さくらぁ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/ruriruhomupe1/
作成日時:2024年2月18日 21時