過保護者達 (ページ36)

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青side

俺やってなんもなしで我慢したんやで？
めっちゃえらくない？
せめてワガママぐらいええやろ？

まだ座って靴を履く淳太の前に立ち
上から押し倒すと簡単に玄関で組み敷ける

黄「え！今しないって言ったやん！」
青「本番はな」

手を掴んで床に押し付けつつ再び首へ

黄「ふぁっ…んっ」

首軽くキスをするだけでこの反応とか
だいぶやばいなぁ

そのまま襟足を避けて吸い付く

黄「ぅっ…」

今日朝は俺のやったやもん
しっかり痕を残し、もう1つは見えるところ…
そう思って襟を掴み下に伸ばして鎖骨を出させる

黄「へ…ぁ、ぁかんよ…」

小さい抵抗を無視して胸元へ顔を近づけたタイミングで
後ろへ一気に引き剥がされた

青「うぐっ！」

あまりの不意打ちと強さに首しまったやんけ…
後ろを見ると仁王立ちの親方が…

橙「おぃ、何してんねん」
青「えー、ご褒美ー」
橙「玄関やし、同意を得てへんやろ」
青「えーでも逃げへんかったしー」
黄「違うわ！押してもお前が離れてくれへんかっただけやろ！」
橙「はぁ…とにかく！こいつ連れ出してー」

照史が後ろに向かって言うと
シゲと望が俺の事を連行する

赤「お前…タイミング最悪やったな…」
桃「同情はしてあげるわ」
青「でもさ、家にあげた淳太が悪くない？」
紫「あかんで、今の照史に何を言っても淳太優先やねんから」

ドンマイとみんなに肩を叩かれる

どうやらマネージャーの運転する車に
みんなで乗って来たらしい

青「えーなら俺車ここに置いていこかなー」
緑「何言ってるんよ。もう淳太の家に行くのは当分禁止やで」
青「えー」
緑「みんなに殴られてないだけまだ良かったと反省しろよ」
紫「確かになー」

えー俺だけが悪者やんかー

肝心の淳太は照史に起こされて
荷物も照史が持ってる…

姫扱いしすぎやろー

青「てか、シゲのが罪重たいやろー」
赤「あ！アホ！あんまり言うなや！」
緑「何仕出かしたんよ」
赤「なんもしてない！」
紫「この前淳太が泊まった時に襲おうとした話？」
赤「あ！！」

橙「はぁ！？なんやそれは！！」
黄「照史！もう怒らへんの！」
橙「何許してんねん！」
黄「やって、俺もこの身体やのにタダで泊まろうとしたのは悪いから…」
橙「悪くないわ！手ぇ出す方がアカンねん！」

俺に続いてシゲも怒られ始める

緑「ほら！急がないとみんな遅刻になるよ！」

神ちゃんの言葉にみんなハッとして
急いで仕事へ向かうのであった