りゅせじゅんの世界2

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青side

朝マネージャーさんの迎えで移動するけど
眠たかった俺は寝ていた
起きると直ぐに仕事

それが終わると昼現場へ移動する

マ「あの、藤井さん！お話がありまして」
青「あぁ！言ってたな！」
マ「それがですね！昨日の【ﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞｰﾌﾞ】」
青「あ、電話鳴ってんで？」
マ「すみません」

そう言って通話に変えて話しているので
俺はスマホを弄る

あれ？
昨日の神ちゃん発信の対策会の会話が消えている

なんでやろ？

まぁ、この後聞くか


もう現場は目の前
朝ぶりの淳太に会える
昨日のことがあるからあんまり離れたくなかってん

ゆっくりと車が止まると同時に俺のスマホがなる

画面には淳太で直ぐに出た

そこからは焦って助けに行こうとしてんけど
この看板は？
このカメラは？
え？ドッキリ？？

青「え？そうなん？淳太？？」
黄「俺が知るわけないやん！」
青「どこから？」

「同性に告白されて連れていかれそうになる時のリアクションを撮るドッキリでした！」

黄「ほんま最っ悪や！」
「いいリアクションでした」
黄「どこまで使うんですかー」
「いや、ほとんど使えませんね笑」
黄「そりゃ本気で逃げたから絵がないでしょ」
「そうなんですよー」

スタッフさんと会話している淳太を横目に
あぁ、マネージャーさんが話したかったのはこの事かーってなる

黄「流星まじ巻き込んでゴメン！」
青「え？よく分かってへんけど飯奢って？」
黄「奢る！」

スタッフさんも俺らのやり取りに笑っている

何とか使えるように頑張りますね！と帰って行った…

青「え？嘘やったんや…」
黄「俺マジで怖かったのにー」
青「あぁ！だからメンバーの履歴も消してたんか！」

後から聞けばマネージャーに説明を受けて消したらしい

黄「はぁ」
青「なら、昨日抱いておけば良かったな」
黄「関係バレるんやない？」
青「かもな笑」

この後メンバーには大笑いされ
マネージャーには関係の無い俺が入ったことについて
少し怒られた

淳太は心配がなくなり
いつものようにニコニコしているのでいっか

放送は大方されたので
ファンの中ではあの二人は付き合っていると噂になっているらしい
淳太の彼女っぷりと
俺の彼氏っぷりは話題なんだとか…

黄「ネタになってよかった」
青「公表でもええよ？」
黄「後々大変になるの分かってるから嫌やわ」
青「確かにな！」

メンバー、スタッフさんやファンに
バカップルと呼ばれているのに2人は気づいてなかった


END

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