イベント系リアエピ小話 (ページ46)

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2e ページ46

橙side

そのまま歩き楽屋前で1度止まる

淳太くんも気付いたらしいな
異様な静けさを楽屋内から感じる
でも人の気配はあるから
きっとびっくりさせようとしてるな

黄「まってな…」
橙「構えても変わらんやろ」
黄「なら。ん！」
橙「はいはい」

ビビりやねんから
どれだけ構えても驚くやろうに
手を伸ばしてくるから
しっかり握ってやる

黄「い、いくで？」
橙「はいはい」

扉を開けると中は真っ暗で
拍子抜けしてはるわ…そんなんしてると…

パン！パパンパン！と
予想通りのタイミングでクラッカーがなる
賢いと言われる隣の人はビビり倒して
俺の腕に引っ付いている

紫「おめでとう！」
赤「あはははつ！今のビビり方なに！？」
桃「おもろすぎるやろ！」
緑「ほらほら！2人入ってー」
青「さっきのビビり方はおもろかったなぁ」

黄「もう！お前ら朝からうるさいねん！」
緑「折角の記念日やねんからー」
紫「せやでー！盛り上げたろうと思ったんやん！」
橙「そう思うならみんな今日は大人しくしといてや…」
赤「嫌ですーベロベロベー」
桃「おじじー！おじじなっても末永くなぁ！」

騒がしいヤツらに囲まれてしまったものや…
祝ってもらうようなことでもないやろうけど
何故か記念日として共有されてる

マ「何の日なんですか？」
緑「淳太と照史が結ばれた日！」
マ「え！？お付き合いしてるんですか！？」
赤「今のは語弊が凄いな」
青「ちゃうって、ばど結成記念日やねん」
マ「はぁ…焦りましたよ…」
紫「ええ日やねんから！お祝いしようやぁー」
マ「僕は謎が解けてスッキリしたので先にスタッフさんへ挨拶行ってきます」
黄「俺も行く！」

マネージャーさんを追ってうちの相方も出ていってしまったわ

橙「ホンマにお前ら…あんまり淳太に負担かけるなよ」
緑「でも、みんなのボケがないと寂しがるんやで？」
赤「そうそう！俺らは淳太の為にボケてあげてるんやん！」
橙「今日はアカン。夜のこと考えて体力温存させといてや」
紫「マネージャーにバレるで？」
青「さっきの一瞬ヒヤッとしたもんな」
桃「てか夜の事情とか知らんしー」
橙「なら明日淳太が動かれへんでええんやな」
紫「それは困るよ…」
橙「なら俺の淳太に触んな」

「なんかいつもより独占欲強めやなぁ」
「強火担当が更に加熱中や！」
「俺らが手加減してても明日はきっと動かれへんのやろうなぁ…」

後ろから色んなガヤが聞こえるけど無視や無視！
この後は2人だけのお祝いやねんから

END