ピンチはチャンス？ ページ43
扉を叩く淳太を横目に
黙ってても分からへんな。と気合を入れ直す
紫「あの子に2人とも騙されたんやな…」
黄「�陲舛磴鵑�逆恨みされてるからやろうねー」
逆恨み？
紫「はぁ？」
黄「フったんやろ？あの子」
紫「まぁ…」
そりゃ本命バレていましたし…
黄「�陲舛磴麝イ靴い�ら付き合ってくれるって思われてたんやない？」
紫「俺は好きな人おるからって断っただけや」
黄「好きな人…付き合ってる子居るんやろ？「彼女いるんで！」て素直に言えばええんやないん？」
紫「彼女？居らんし」
黄「え？前に家飲みした時彼女さんの色々あったやん！」
紫「いやいや！ホンマにおらんって！てかそう！家飲みの時のこと！」
そうそう！これをまず謝って許してもらわないと
話が進まない！
黄「ぁ…」
紫「泊まるいってなかった？なんで帰ったんよ」
黄「…�陲舛磴鵝弔匹海泙乃�憶あるん？」
紫「どこまでって…」
黄「最後まで記憶あるならわかるやろ？そんなん帰るやん」
紫「………」
記憶ないフリは無理よなぁ
黄「あの日のことは忘れるねん。そう決めたし忘れた」
紫「なんで？」
黄「忘れないとメンバーとしてやって行かれへん…」
紫「…なぁ、あの時どう思った？」
黄「聞かんで。思い出したくない」
紫「嫌やったん？」
黄「…忘れてや」
嫌とは否定せんってのは期待してええの？
その先を知りたくて無意識な淳太を抱きしめてた
黄「ひゃっ！」
紫「なぁ。真剣に話したいねん。嫌やったん？」
黄「ちょっ、近い…」
この匂い…
やっぱり淳太からはフェロモンってのが
出てるんやろうなぁって思うわぁ
紫「俺全部覚えてるねん。すっごい後悔した」
黄「は、離れよ？」
紫「ずっと我慢してたのが酔いもあって弾け飛んでもうた。謝っても許されへんのはわかってる。でも嫌やなかったんなら考えて欲しいねん。俺の事」
黄「か、彼女おるやん！てか俺男やし！」
紫「同性は無理？理解出来へんタイプ？」
黄「それは�陲舛磴鵑笋蹇�そうやなくて彼女おるやろって！」
紫「彼女は居らへんし、俺はずっと淳太が好きやった」
この二人きりの状況
逃げられへんように捕まえれたから
全てを吐き出すように一気に伝える
ギュッと抱きしめ
離れて欲しくないと念を強く送る
黄「う、うそや…」
紫「淳太は鈍感やから知らんだけでこれはメンバーにもバレてるねん」
黄「え？ど、どういうこと？」
紫「俺はずっとJrの頃から淳太だけが大好きや。ずっとずっと…」
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作者名：あい
| 作成日時：2022年9月4日 21時
