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Aが表情を歪めると、肖像画のダンブルドアが静かに口を開いた。
「ハリー達は無事に旅を続け、わしの仕事を引き継いでくれておる__」
それは、他でもないハリー達の安否についてだった。
彼は自分が与えた�爛織ぅ潺鵐阿泙蚤圓騰瓩箸い�指示を彼女が忠実に守り、それ故に苦しんでいる事を理解していたのだ。
Aはダンブルドアの言葉に希望を感じながらも__どうしても拭えない不安を口にした。
「いつまで、待つのが正しいのでしょうか。先生は、ホグワーツにも�猜�霊箱�瓩�もう一つ存在しているのをご存知の筈です___あれは今も私達のすぐ側に隠されている」
それは�猊�要の部屋�瓩砲△辰拭�霞んだティアラのことだった___去年、ドラコが�牘�す�甍戮防�要としたあの部屋の中にそれも隠されていたのだ。
ドラコからの攻撃を受け、倒れた中___Aはその存在を知ったのだ。出来ることなら、すぐにでもそれを破壊してしまいたかった。
だが、ハリー達の旅の様子が解らない上に、ダンブルドアのいう�爛織ぅ潺鵐悪瓩鯊圓弔靴�出来ないAにはそうする事は許されない。
「時期にヴォルデモートは、わしの墓にある杖を求めに来るじゃろう__だが、ハリーも順調に�猜�霊箱�瓩鮓�つけ、破壊してくれておる」
校長室内には、ジニーがルーナやネビルと共に奪おうとした�爛哀螢侫�ンドールの剣�瓩�あった筈だが、Aの立つその室内にはもうその存在は無かった。
ハリーが�猜�霊箱�瓩鬚い�つ見つけ、いくつ破壊したのかは解らなかったが__それは、無事に剣がハリーの手元に渡った事を示していた。
「�猜�霊箱�瓩悗稜鵬�が続けば、ヴォルデモートも自分への変化に気が付くであろう。故に、今、校内にあるそれを破壊する事は危険じゃ。奴をここに誘き寄せてしまう術となるからの」
Aがダンブルドアをしっかりと見つめると、彼もまた真剣な表情を見せていた。
「良いか、A___ヴォルデモートがここに来る時は、ハリーがホグワーツに姿を現してからでなければならん。必ず、このホグワーツは戦場となるはずなのじゃ___ここで残りの�猜�霊箱�瓩�破壊された時こそがわしの言う�爛織ぅ潺鵐悪瓩犬磧�その時にハリーは全てを知り、やらねばならぬ。君がハリーに気付かせ、勇気を与えてやらねばならんタイミングでもあるのじゃよ」
ウィンクをする肖像画のダンブルドアに、Aは__その時は確実に少しずつ近付いてきているのだ、と息を飲んだ。
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年10月3日 21時
