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ホグワーツ特急でルーナが誘拐されたことはマグゴナガル先生へと伝え、彼女から�犁鎧涼牒瓩離瓮鵐弌爾悗氾舛┐蕕譴燭�__ルーナの居場所や無事かどうかの詳細は数日経っても一切入って来なかった。
Aはこれまでずっとどんな時も共にしていた大切な親友が突然消えてしまったことに動揺し、生きた心地がしなかった。
休暇も終わりに差しかかった頃、ふと気が付けば自分が校長室へと続くガーゴイルの石像の前に居ることに気が付いた。
休暇中、校長であるセブルスと副校長を務めるカロー兄妹は一才校内に姿を見せず、不在である事を知っていたAは石像に向き合って思いつく限りの合言葉を沢山並べた。
だが、どの言葉にも石像がピクリと動きを見せる事はなく、ほとんど諦め掛けた時に「アルバス・ダンブルドア」と今会いたい人物の名前を言うとガラガラと石像が音を立てて動き始めた。
これにはA自身も驚きを隠せなかったが、肖像画となってしまっている�猗爿瓩鵬颪Π戮砲呂海竜＿颪鯑┐靴討呂覆蕕覆い函�躊躇する事なく階段を駆け上がった。
「___先生。ダンブルドア先生」
Aがそっと声を掛けると__微睡んでいた肖像画のダンブルドアがゆっくりと目を開き__Aに向けてニコリと微笑んで見せた。
「おお、久しいのA___だがその浮かない顔からは、世間話をしに来たわけではないことが伺えるのぉ」
少し拍子抜けするような彼の雰囲気にAは僅かに冷静さを取り戻せた様な気がした。ここにくる前はあんなにもルーナのことで胸がいっぱいだったのに、不思議と不安が半分に減った様に感じられたのだ。
「私の友人が囚われました。ルーナ・ラブグッドです。先生、私、どうすれば__」
「大丈夫じゃ、その件については、セブルスが今確認をしてくれておる。彼の連絡を待つと良い。それに、ヴォルデモートは純血の者の血を流す事を惜しく思っておる。幸いにも彼女は�狃齋讚�___奴等はザ・クィブラーを黙らせたいのじゃろう。ゼノフィウスが今以上の抵抗を見せなければ、ルーナの安全は確保されるはずじゃ」
ダンブルドアがそう言い終えるたところで、タイミングよく__�犹鷦��瓩�姿を現した。その守護霊はダンブルドアだけでなくAもそこにいる事が解っている様だった。
【ラブグッド家の子は無事だ】
その言葉に安堵しながらも、守護霊を介してでしかセブルスの声が自分に届けられないのだと思うと胸がキリキリと傷んだ様な気がした。
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年10月3日 21時
