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セブルスの提案は、Aの気持ちを高めた__とても最高の気分だ。
アンブリッジがどれだけ自分に差別の目を向けようが、それに負けない心の拠り所があるのだから__
あの後、Aは大広間に向かわず、以前頻繁にお世話になっていた場所へと向かった。
それはかつて、シリウスが脱獄犯として身を隠していた時に教えてもらったホグワーツの厨房だ。
ここにはホグワーツ中の屋敷しもべ妖精が集まって働いており、また、時にはここから外に出ては校内の掃除や生徒や先生の衣類、シーツなどの洗濯もしてくれている。
Aが厨房の扉を開けると、作業をしていた屋敷しもべ妖精達が一斉に手を止めてお辞儀をした。
「お忙しい時にごめんなさい、ドビーはいるかしら」
Aがなるべく彼らの邪魔にならない様に部屋の隅に寄りながらそう告げると、チグハグの靴下を履き、短パンに少しボロボロのシャツを着込んだ屋敷しもべ妖精が前に出て来た。
「___！貴方は、あの時のお嬢さん！」
ドビーはAの姿を確認すると、驚いた顔をした。水晶玉の様な大きな目が、今にも溢れ落ちそうだ___彼が�瑩垪�布�瓩鬟札屮襯垢量�品庫からくすねたのを見逃した時以来の再会だった。
ドビーの知り合いだと解った他の妖精達は、それぞれの持ち場に戻り、その場に立って話しているのはドビーとAの2人だけとなった。
「あの時はありがとうございました！お陰で、ハリー・ポッターの役に立つことが出来ました！」
「お友達のお友達だもの。貴方がハリーを助けてくれていたから、私も安心出来たわ__A・グレイディよ」
名前を名乗っていなかったと思い、自己紹介をするとドビーはとても嬉しそうな顔をした。
「A・グレイディもハリー・ポッターのお友達！ドビーはとても嬉しいのでございます！夕食をお待ちしましょうか？」
「ええ、お願い。それから貴方にもう一つ頼みたいことがあって来たの」
「なんなりと！」
ドビーはあっという間にAの前に暖かそうな夕食を並べてくれた。Aはお礼を伝えて次の願いを告げた。
「2、30人の生徒達が集まれて、魔法を掛け合っても大丈夫な場所を知りたいの__関係している人以外は解らないような場所で、秘密が守られるような___隠れられる所。ハリーがそれを求めてるの」
「それなら�猊�要の部屋�瓩任后�A・グレイディ！！」
嬉々として答えてくれたドビーに、やはり彼を訪ねて正解だったとAはニコリと笑顔を見せた。
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ひまわり。(プロフ) - 犬トロさん» ありがとうございます！細かい所まで注目してくださっているなんて、お恥ずかしいですが、コメントとっても嬉しいです！ (2021年7月27日 12時) (
レス) id: f1dbed5e4f (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり。(プロフ) - りあさん» 初めまして(^.^)嬉しいお言葉ありがとうございます！本からファンになったりあさんに共感いただけるなんて、嬉しい限りです！りあさんも、お気を付けてお過ごし下さいませ！ (2021年7月27日 12時) (レス) id: f1dbed5e4f (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 初めまして！いつも楽しませてもらっています。私も本から入ったので、そうなんだよ！ドラコは寄り添いたい部分もあるけど決定的に合わない部分もあるんだよなと頷きながら読んでいます。リーマス楽しみにしています！このご時世なのでお身体に気をつけてください。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 08eec6c965 (このIDを非表示/違反報告)
犬トロ(プロフ) - このシリーズは構成や考察が素晴らしく緻密でいつも更新を心待ちにしています。家族や恋人など様々な関係性と主人公の心理描写に目が離せません、更新頑張ってください。とてもとても応援しています。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 0a2feb760f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年7月26日 21時
