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満月を終えた月曜日の朝、気分が優れていたので授業が受けれそうだと思ったAが朝早くに談話室に戻ると、掲示板に新たな貼り紙がしてあり、それをルーナがぼんやりと眺めている所だった。
「おはよう、ルーナ。それは何？」
「アンブリッジがまた動いたンだよ」
ルーナの指差す紙には、ホグワーツ高等尋問官令と題されたその公式文書が書かれていた。
そこには、学生による組織、団体、チーム、グループ、クラブなどはここに全て解散され、再結成の許可は高等尋問官つまりアンブリッジに願い出て承認をされなければ存在できないと明記されている。
承認がないものを結成又はそれに属する事が判明した生徒は退学処分と記され、以上は教育令第24号に則ったものであると最後に書かれてあったのだ___
「これって偶然にしては出来過ぎてない？」
Aの記憶が正しければ、ホグズミードから戻ってきたルーナに『全員で25人だった』と報告を受けたばかりだ__レイブンクローからはルーナ、マイケル・コーナー、アンソニー・ゴールドスタイン、テリー・ブート、パドマ・パチル、チョウ・チャン、マリエッタ・エッジコムが参加していた筈だ___もともとアンブリッジに秘密で活動するつもりで作ったグループではあったが、これでは大人数の生徒達が一斉に集まることは不利になってしまう。
ルーナと共にそのまま朝食の時間に大広間に向かうと、やはり生徒達は突然出た教育令に困惑した様子でザワザワとそれぞれ会話をしていた。
チラリ、とハーマイオニーが見え足早に向かうと、ロンが嫌そうな顔をした。
「君がバラしたんじゃないか？」
「ロン！」
どうやら、アンブリッジにグループのことを漏らしたのはAだとロンは思っている様だったし、ハリーは曖昧な表情でどう反応したらいいのかと悩んでいる様な顔だった。
「ハーマイオニー、固まってると目立ってしまうから、詳しい事は�爐い弔發了�間にいつもの場所�瓩諭�
ここで言い合うことは得策ではない__アンブリッジに彼らと居る所を見られるわけにはいかないのだ。
早々にその場を立ち去ろうとしたが、あの時以来のジンジンとした熱さと痛みを左手首に感じた。
教師席に座るアンブリッジがこちらを向いている__ゾッとしたAは急いでルーナを連れてレイブンクローの席に着き、何食わぬ顔で朝食を食べ始めた。
【夜7時、1人で来なさい】
そっと確認した手首には、彼女からの招集のメッセージが浮かび上がっていた。
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ひまわり。(プロフ) - 犬トロさん» ありがとうございます！細かい所まで注目してくださっているなんて、お恥ずかしいですが、コメントとっても嬉しいです！ (2021年7月27日 12時) (
レス) id: f1dbed5e4f (このIDを非表示/違反報告)
ひまわり。(プロフ) - りあさん» 初めまして(^.^)嬉しいお言葉ありがとうございます！本からファンになったりあさんに共感いただけるなんて、嬉しい限りです！りあさんも、お気を付けてお過ごし下さいませ！ (2021年7月27日 12時) (レス) id: f1dbed5e4f (このIDを非表示/違反報告)
りあ(プロフ) - 初めまして！いつも楽しませてもらっています。私も本から入ったので、そうなんだよ！ドラコは寄り添いたい部分もあるけど決定的に合わない部分もあるんだよなと頷きながら読んでいます。リーマス楽しみにしています！このご時世なのでお身体に気をつけてください。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 08eec6c965 (このIDを非表示/違反報告)
犬トロ(プロフ) - このシリーズは構成や考察が素晴らしく緻密でいつも更新を心待ちにしています。家族や恋人など様々な関係性と主人公の心理描写に目が離せません、更新頑張ってください。とてもとても応援しています。 (2021年7月27日 0時) (レス) id: 0a2feb760f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひまわり。 | 作成日時：2021年7月26日 21時
